線路は続くよどこまでも

気持ちが昂った時に書きます

春擬きの季節に

 こんにちは、れいるです。コロナウイルスで大変なことにはなっていますが、春が来ましたね。いいお天気でどことなく気分が穏やかです。

 こういう穏やかな気分を切り取って、ブログという形として残しておくのもいいかなと思って今回は筆を取りました。

 春でもちょっと寒いぐらいの日って、静かな暖かさみたいなのが感じられて趣深いです。そんな感じで、今日は寒い中でも少しだけ陽気が感じられるような、暗い中でもほのかに明るいような、木漏れ日みたいな話ができたらいいなと思います。

 

 日記

 再放送されてる「俺ガイル 続」8話観ました。「本物がほしい」と八幡が言う回です。何かはよくわからないけど、「本物」って憧れます。世の中いろいろまちがっていて、それから目を背けて振る舞う人もいれば、他人をまちがって傷つけたくなくて独りでいる人もいる。何をしても、何もしなくても、人と関わり、社会で生きる以上、まちがい続けるのかもしれない。その中で、「本物」を求めていくというのは、本当に難しくて叶いそうもない。けれど、それがほしい。それを手にできたら納得できて、幸せで、嬉しくて、誇れて、善いと思えそうだから。

 誤魔化し誤魔化しでなんとなく生きてますが、「こうじゃない」とか「こうあってほしい」とか思うことはあります。その気持ちが「本物がほしい」っていう気持ちなのだと思います。現状で満足できたらそれが楽なんですけどね…。

 

この季節に聴く「春擬き」、沁みますね。

希望

 自分がどうありたいのかが決まっていれば、「本物」の輪郭を掴めると思います。将来のことを考えるのも、またまちがえる営みなのかもですが、何もせず「本物」が何かもわからず終わるよりはいい。

 

 それで考えると、最期に笑って死にたいという気持ちはあります。いい笑顔を遺したいということです。にっこにこの遺影で葬式をしてもらうのもいいですし、生前退位みたいな感じで生きてるうちに友達とかに会いに行っていい思い出を残して最期にひっそり死ぬというのもいいかもしれないです。

 

ガンゲイル・オンライン」に登場する神崎エルザの歌に「ALONE」というのがあるんですが、この歌の世界観みたいな生き方ができたらいいななんて思ったりもします。

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中二くさい

 「本物」がどうとか生き方がどうとか言うと、どこか中二くさくてともすれば鬱病かよって感じになっちゃいますけど、自分と向き合うことってやっぱり大事なことで、そういう話題をお酒でも飲みながら友達とできたらいいなと思いもします。

 自分の行動の動機が分かってはじめて、自分の生き方や人生に責任を持てるから。

 やっぱりこういう話するのちょっと恥ずかしいっす。

 

 自分の話をするときって、いつもより正確に伝えたくないといけないと思うのに、わからない部分も多いから結局何が言いたいのかわからないってことに陥りがちですよね。自分の虚無さと自分の言葉のなさ自己理解のなさが恥ずかしい。

 何も懸かっていない場面で徒然と語るのが一番気楽でいいです。

 

マイブーム

 今の気分を切り取って思い出保存するため、マイブーム曲でも挙げときたいと思います。よかったら聴いてみて下さい。

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 「星合の空」の音楽担当ということで知ったjizueに最近ハマってます。リズムの外し方が新鮮で、何回も聴いてるとクセになってきます。細かく連打されるピアノもカッコよくて好きです。他の曲だと、「trip」「elephant in the room」とかがオススメです。

 

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 「恋する小惑星」のOP。川嶋あい作詞・曲ということで、卒業ソング的な雰囲気も漂わせて、未来に向かう人の背中をそっと押すような歌になっています。頑張っていきたい。

 

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 「劇場版 SHIROBAKO」の主題歌。人が必死に何とか頑張る作品はやっぱり好きです。何か大きいことをやろうとするのは、困難が付きまとうもので、失敗のダメージも大きくなる。それに立ち向かって、いいものが完成したときは、喜びもひとしおです。

関わる人それぞれの想いが描かれていて、観終わった時は感無量でした。

 最後のサビで泣かされました…。

 

 こんな感じです。

 そろそろ本格的にまとまりがなくなってきそうなのでこのあたりで締めたいと思います。ここまでお読みいただきありがとうございます。

2019 アニメセレクション

 1つ記事を書くとまた書きたくなる。れいるです。年末でいろいろ振り返って、いい年だったなぁとなるのが好きなので、今回は僕が2019年に観たアニメから、これはというものを取り上げて思い出に浸りたいと思います。どうぞお付き合いください。

 

 

冬アニメ(1~3月)

かぐや様は告らせたい~天才たちの恋愛頭脳戦~

 好きですねぇ~~~~ラブコメ。恋愛において、好きを自覚する前後から告白に至るまでが大好きなので、この作品のテーマはどストライクでした...。言いたいけど、それは恥ずかしいから、相手が言ってくれるのを待ちに待って待って待って...言ってくれない、というもどかしさを、ギャグ要素も交えて面白く描いてくれました。二期も楽しみです。

 

約束のネバーランド

 1話で度肝を抜いてくるアニメは引き込まれる。この作品がそうでした。エマとノーマンが、コニーの遺体を発見してしまうところは鼓動が速まるほど恐ろしかったです。生きるか死ぬかの脱出作戦が準備に準備を重ねて成功したのは本当によかった。

 UVERworldの歌うOP「Touch off」も作品に合っていてよかった。UVERの歌は、”生きるのに真剣”みたいな感じが伝わってくるところが好きです。

 あと、ノーマンの声が内田真礼だと聞いて驚きました。あんな低くできるんですね...。

 

私に天使が舞い降りた!

 オタクになってしまった。俺たちの動画工房枠。かわいい~~~~~~って言ってたら1クール終わってました。ちなみに最終回のミュージカル回がめっちゃ好き。かわいい。それがいい。

 

ケムリクサ

 いい話だった。序盤から終盤に転じるときに世界の真実が徐々にわかっていく見せ方が本当にうまかった。そして最後に気づく愛。最後のあの表情のためにこの作品があるといってもいいぐらいの素晴らしい締め方でした。すごい。

 

春アニメ(4~6月)

世話やきキツネの仙狐さん

 2019年、いい年でした。この作品に出逢えたから。本当にありがとう。動画工房をいつまでも信じようと思えた。個人的な話、この時期なんと就活をしていたのでやはり色々とつらいものがあったのですが、それを完全に浄化してくれました。甘やかし100%。これは救済である。

 この作品にはCパートに「スーパー仙狐さんタイム」というのがあるんですが、それもよかった。1人称視点で仙狐さんがいろいろなシチュエーションでお世話してくれるというものですが、こんなコーナーをわざわざ用意するところに作り手の心意気を感じました。没入感によって癒し効果が倍増。感謝。

 

ひとりぼっちの○○生活

 ぼっちのヒロインが頑張って友達を作ろうとするお話。その頑張りようが涙ぐましく、かつ可愛らしい。「友達になってください!」と言って友達になるのって勇気もいるしなかなか難しいので、それをやってのけようと頑張る姿は応援したくなりました。

 コミュニケーションの難しさと大切さを感じました。

 

鬼滅の刃

 今年最も話題になったアニメのひとつではないでしょうか。ufotableが作るということで観たんですが、やっぱりすごかった。かっこいい剣技は少年の心を思い出させてくれますね。「全集中 雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃――!」言いたすぎ。

 映画も楽しみにしてます。

 

さらざんまい

 「つながりたいけど、つながれない。」現代的なテーマだなぁと感じました。自分の欲望と秘密。他者との関わり合い、コミュニケーション。難しいですね。

 KANAーBOONの歌うOP「まっさら」が印象的でした。

 

夏アニメ(7~9月)

からかい上手の高木さん

 好きですね~~~~~~~(2回目)。隣の席のかわいい女子にからかわれる中学生活………。妄想の塊やなぁ。ニヤニヤオタクスマイルが止まらない作品。

 

ダンベル何キロ持てる?

 動画工房はすごい(確信)。OPが面白いので結構話題になっていたと思います。筋トレ日常ギャグアニメって感じでしょうか。これを観て筋トレを始めたオタクがムキムキになると思うと面白いですね。

 

ギブン

 いい意味で男男に真剣だったアニメだと思います。内容が結構重くなりがちでしたが、その背景があってこそ音楽は輝くと感じました。

 真冬が加入する前にバンドが演奏していたインスト曲がカッコよかったので楽曲派の顔つきになりました。

 

グランベルム

 こっちは女女に真剣でした。少女たちがロボ(メカ感は無い)に乗って聖杯戦争すると言えばわかりやすいかもしれません。1人ヤバいやつが居るので、ドロッドロの女女が好きな人は一見の価値アリです。

 

荒ぶる季節の乙女どもよ。

 女子高校生が”性”に思い悩まされ、振り回されるという話。岡田麿里氏が原作、脚本ということで大暴れしていました。文字通り青臭い青春という印象を受けました。

 個人的には菅原氏がすごく刺さりました。儚げな容姿でありながら、芯は強い。CV:安済知佳。いいキャラです。

 

まちカドまぞく

 きららはやっぱり最強だった。毎週楽しみアニメーション。日常、百合、ギャグで心をつかみ、シリアスを香らせて華麗に締める。話の内容で言ったら2019のベストはこの作品だと思っています。話もキャラも声も歌も全部よいと思えるアニメ、すごい。

 原作はお年玉が入ったら買いたいです。

 

秋アニメ(10~12月)

バビロン

 「自殺法」という新法をめぐる善悪の戦い。テーマだけでも十分考えさせられる内容です。「この物語はフィクションです」という表示が大きく出るのが、テーマが本当に現実寄りであることを示していて面白かったです。重い。

 

放課後サイコロ倶楽部

 引っ込み思案だった女子高生がボドゲを通じて友達と楽しく遊ぶようになる話。出町柳やら新京極やら、京都でもなじみのところが舞台だったのが印象的でした。

 ちなみに、年末にオタクと集まってボードゲームしたら楽しかったです。(日記)

 

アサシンズプライド

 ラノベ原作って個人的にあんまり観ないんですけど、これは観れました。ヒロインたちがかわいくて、主人公くんがそこまで出しゃばってこないところがよかったと思います。ここぞという時にカッコいいのが主人公なので。

 個人的にはサラシャ=シクザールちゃんが好みでした。おとなしくて綺麗、気品もあるけど気は弱く、どこか陰りがあるが、その儚げな笑顔はかわいいって感じですかね。酔ってます。

 

星合の空

 男子高校生がソフトテニスをする話の割には設定がゲロ重でビビりました。こんな理不尽な家庭は嫌だ。それでもみんな頑張って練習して、部活動の楽しさを知っていき、主人公ペアも大会で全国チャンピオン相手にいい勝負をした...というところまではよかった。

 なんと現実はそんな簡単にハッピーエンドをくれなかった。とにかく、12話は結構な衝撃でした。

 まあ、OP「水槽」はいい歌だったし、インストバンドjizueが手掛けた劇伴もよかったのでそれはいい思い出です。

 

 これで以上です。とりとめもない話でしたが、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

回文の日2019

 こんにちは。回文沼のれいるです。今回は、令和初の回文の日(12月21日)ということで、2019年に僕が作った回文をまとめてみたいと思います。

 今年の1月に回文にハマってからもう1年が経とうとしてるんですね。早いですね。その1年分の回文すべての中から、これはと思ったものをピックアップして紹介していきたいと思います。すべての始まりである「#かざもんみ回文」からオンラインでは公開していなかったものまで、ひっくるめてお楽しみいただければ幸いです。

 

#かざもんみ回文

かざもん、昨日家庭科にいた吉井から楷書体に書いて買うのきんモザか

 僕の中での「#かざもんみ回文」の記念すべき第1号。創設者であるかざもも、ここまで僕が回文にハマるとは思っていなかっただろう。

 

段差人生狩るため来いセンター 丹精こめたる海鮮持参だ

今のん、人生四つのつっよいせんじんのまい

雪に訊くは無 吐く汽に消ゆ

えぇ麺ラブ飽きぬ九人に問うと 「ニンニクヌキアブラ、んめぇぇ」

なんや、ワイへ鳩とは平和やんな

迂闊に炊飯器視野 いや、資金は椅子に使う

差異あるこの世界も可笑しい。内戦し、黄泉か灰と化す。 "死すか?"問いは神よ、神聖な意志か。重い枷、残る愛さ。

 現在「#かざもんみ回文」の中で最も長い回文。長くて、かつ雰囲気上でも意味が感じられるので、僕としては1番の自信作です。

 

至難戦線かい、 如何せん詮無し

良いな、十六夜。酔い吐き、帰る記憶無く起きる絵描きはいよいよ財無いよ。

天然水展開後、すごい鑑定すんねんて。

時の意"令和" いいわ、威令の字。

 かざもとの回文バトルの時の一文。新元号という明らかに未知の単語で回文を即興で作ってその出来を競うという、なかなか熱い戦いでした。またなんかやりたいですね。

 

よいな...ちょい待ち、要るわ枠キツ! デッキ加わる1枚余地無いよ...。

 意味が完璧なので好きな一文。自文自賛。

 

よう、空乞う夜、長いが寝ない笹の束な。 七夕の些細な願いが成るよう凝らそうよ。

 七夕の日の一文。風流。

 

しゃーない、マイナーやし。

 短い回文は噛み合いがないと生まれないので、逆に難しいと思いました。

 

やん、希望持つ原稿ボツ。 絶望。今月もう募金や...。

 

ポケモン回文

 サークルの会誌に向けて作った回文です。ポケモンの名前は、ひっくり返してもあとに繋がりにくいものが多く、その上で意味を通すのに苦労しました。

 

・叫ぶロコン転ぶ今朝。

タッツー釣った。

・ぼつぼつ行こか、来いツボツボ。

・名は残さぬさ、コノハナ

・キス、キノココここの木好き。

・エネコ来ねえ。

・似たか、サルノリ乗るさ肩に。

・く、セレブ痛恨。タンドン炭鉱つぶれ急く。

 

その他

よろしくや(早くしろよ)。

・詩好んで光るのは語彙さ 最後は載るか秘伝残し

・すまねぇ、寝ます。

・く、ワイも音楽や。着眼、想い湧く。

 

 こんなところでしょうか。これからも気分になったら回文をつぶやくと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 最後はお約束通り、回文で締めたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。

 

  進化っ!来年、安寧楽観視。

 

「天気の子」感想

 こんにちは、れいるです。元気にしてます。今回は、映画「天気の子」を観て感じたこと、思ったこと、考えたことをつらつらと書いていきたいと思います。

 

 一応ですが、ネタバレいっぱいです。読むなら複数回観てからの方がいいかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

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京都アニメーション...

 ……………………。

 

 

 

 京都アニメーションが、放火されたらしい。

 

 呆然としている。今は、このよくわからない気持ちを整理するためにこうして言葉にしようとしている。自分のためだ。

 

 死者33名。人が死んだらしい。放火、人の手によって。

 

 僕の好きな京都アニメーションで。

 

 どう受け取ればよいのだろう。悲しみ、怒り、虚無感、無力感。負の感情があるのは確かだ。

 

 ニュースを見た最初、死者が出たという報道はまだなく、重傷者~名という形だった。どこか楽観していた。死んでないんだな、と。よかった、と。

 その後、バイトがあったのでテレビから離れた。ガソリンを用いた放火らしいという情報は入っていたが、あまり深く考えることもなくバイトしていた。

 バイト終わり。近くのとんかつ屋で晩御飯を食べていた時、置かれていたTVから流れていたニュースでは、また事件について報道されていた。ここで死者が出たことを知る。嫌な想像がよぎる。自分が好きだったアニメの監督が死んでしまっていたらどうしよう。生きていてほしい。

 —――なんで監督のことだけ心配してるんだ?他の人だったらいいのか?命の価値を比較するな。気持ち悪い感情。

 

 家に帰って、もう一度ニュースを観た。午後7時。事件はトップニュースで取り上げられていた。事の大きさを徐々に理解し始める。死者の数もさっきより増えていた。アニメを作っていただけの人が、何も悪くないはずの人が、突然死ぬ。意味が分からない。なんで?

 

 しばらくぼーっとアニメ観たりした。意外と普段通りに観れた。

 —――もうちょっと気が動転しててもいいんじゃないのか?悲しくないのか?なんで冷静でいられるんだ。どうしようもないのがわかってるからか。

 

 午後9時のニュース。同じようなことが報じられる。死者はさらに増え、33名。発火は1階。41歳の男がまいたガソリンで爆発。逃げる暇もなかったようだ。

 

 ツイッターを眺めた。事件を知って嘆く人たち。ご冥福を祈る著名人たち。不謹慎なことを言ってるような人。いろんな人がいる。

 

 「アニメ会社ではなく、一般企業が放火されたとして考えたら事件の恐ろしさがわかるだろう」とか、「普通の事件ではこんなに関心を示さないのに、アニメ会社が被害にあったら途端にオタクは騒ぐ」とか、「京アニのアニメ観れなくなるから悲しいってのは違う」とか、「異常な者が1人いるだけで人生を終わらせられる危険があるのは嫌だ」とか。

 

 いろんな悲しみがある。いろんな怖さがある。

 

―――本当の悲しみって何だ?気の悪い問いだ。悲しみに正しさも間違いもあるのか?同じ情報でも受ける悲しみはそれぞれで、そこに何の優劣比較は無いし、あるべきでもない。とはいえ、こんな問いも本筋とは外れているかもしれないが。

 

 犯人がこの世に元からいなければこんなことにはならなかったのに。少なくとも、何か犯行動機があったとして、その怒りのきっかけになった事象がなかったらよかったのに。ガソリンが売ってなければよかったのに。のに。ないものねだり。

 

 人の命は、二度と返ってこない。

 

 泣こうがわめこうが、どうしようが、何もできないものはできない。

 

 時間の流れが一方通行である以上、受け入れるしかない。

 

 そしてその後、何ができるのか。

 

 支援金を送り、亡くなられた方のご冥福を祈るのだろうか。

 

 わからない。何も。

 

 ただ、ひとつ。こんな事件は二度と起こってほしくないということだけ。

特に意味は無い。

 こんにちは、れいるです。まずはこの記事を見つけてくれてありがとうございます。

 近況としては、就活は今期撤退ということで留年することにしました。ポケモンカードは今のところオフシーズン。大学も週に一コマだったのが最終回を迎えてめでたく夏休みに突入しました。

 というわけで暇です。人間、暇になるといろんなことを考えてしまうようで、この記事を書いてみようと思ったのもその延長線上にあるのでしょう。

 今回は、暇の中で考えたそのいろんなことをとりとめもなく綴っていこうと思います。徒然草みたいな趣ですね。

 

 まぁ、時期も時期で、頭に浮かんでくるのはあまり楽しいことではないんですけどね。僕自身の憂鬱に付き合ってくれる優しい方に改めて感謝を。ありがとう。

 

将来見えなさすぎ問題

 どうやら、僕は自分のことを決める時、できるだけ先を見据えてからじゃないと行動しないらしい。決断に慎重ということなのか、無駄なことをしたくないだけなのか。

 就活の時期は結局将来への見通しがあやふやなままだったので、決断も弱いままなあなあで過ごしてしまいました。

 

 将来、見えないよな。

 

 小学生の頃からずっと抱えていたことのような気もします。将来、わからなさすぎる。卒業式とかで、将来の夢を表明させられた経験、ありませんか?そんな時、周りはみんなそれをちゃんと形にできるのに、僕は出来なかった。今となっては、周りはそんなに深く考えずとりあえず出していただけなのかもしれないとは思いますが、当時の僕は、自分にだけ夢が無いような気持ちになりました。

 社会について何もわかっていない小学生に将来像を聞いてもなんの意味もないのにな。意味のない質問に真剣に答える必要なんてないのにな。

 

 という感じでひねくれている僕ですが、社会のことをちょっとは知り、将来への決断が迫られるいま現在でも、同じことで悩んでいます。変わってないですね。もしかしたらこれがアイデンティティなのかもしれません。

 

 たぶん、考え方が違うんだと思います。将来、未来のことなんて実際誰にもわからないんです。それなのに僕はその未来を見据えてからじゃないと行動できない。

 

 行動のその先に未来があるのに。

 

 未来がわかっていない状況での行動って、怖いしカロリーも使いますよね。すべてが無駄になるかもしれないし、選択を間違えて取り返しのつかない後悔をするかもしれない。でも、今はそれをしないといけない。僕にはまだそれができなかった。

 

 就活での失敗は必然だったんでしょう。受け入れるしかない。この失敗を経て、上のような自己理解につながったと考えると、別に嘆くことじゃないと思います。思うようにしてます。この経験をちょっとは将来への判断材料にしつつ、わからない中でも、とにかく歩を進める。そんな感じで来年は堂々と就活したいです。

 ちょっと明るくなりました。

 

ないものねだり

 将来への見通しもそうですが、僕が何か行動するとき、そこに意味を求めがちだと感じています。意味があってほしいんです。意味のことが好きなんでしょう。

 ハンドルネームの由来とか、花言葉とか。回文を作るのにも、意味が通っている方が好きです。

 

 そして、人生にも意味があってほしい。

 そんなものは無いのに。

 

 正確には、元から存在する意味は無いということです。そもそも意味っていうものは、結局誰かがある事象に対して勝手につけるものだと思うので、事象そのものに先天的な、本来的な意味は無いと考えています。あらゆる言葉の意味でさえ、大昔にそれを作った人がいる。上の三つの例(ハンドルネームの由来とか)も、人が作ったものですし。

 というわけで、人生に意味は無い。無い。「なぜ生きるのか?」という質問に対して、「生まれたから」とか「死にたくないから」としか答えられない。

 

 人生に意味を求めても無いものは無い。探して見つかるものじゃない。

 

 今までないものねだりをしていたことに、ようやく気付きました。人生に意味があってほしいなら、それは探すんじゃなく、自分で創るしかないのかもしれません。自分で作るのが難しいから、神様がそれを作ったということにしてしまうのが宗教なのでしょうか。

 

 自分で自分の人生を創るというのも行動のひとつですね。行動しないと得るものは無い。あぁ、面倒くさい。

 人生、面倒くさい。

 

 この面倒くささをいかに乗り切るかが、うまいこと生きていくための鍵なのだと思います。

 

倫理

 倫理、道徳、モラル。大事ですよね。自分で自分を善良な人間だと思えないことには、自己肯定は難しいと考えているので、倫理観は大事だと思います。

 何か行動を起こすとき、「もしかしたら自分は間違っているのではないか」と立ち止まって考えるのが倫理の最初の一歩だと思っているのですが、その結果、行動を起こすのを渋っているという節もあるのかもしれません。

 あんまり倫理に固執しすぎると、行動にも制限が生まれる。

 僕の場合、特に他人に干渉することとなると行動をめちゃくちゃ渋る傾向があると感じています。自分の行動で他人に迷惑を掛けたくないので。おかげで自分のことを他人に話さなくなったり、何かイベントに誘うのも苦手になってしまいました。

 基本的に何もしなければ何も悪いことは起きないので安心ですが、そうも言ってられないのが世の中です。

 自らの意志、判断で行動を起こさないとうまくいかない物事もある。

 自分の責任で起こす行動、しんどいですよね。

 

コミュニケーション

 基本的に怠惰で省エネなので、事務的なこと以外にあまりコミュニケーションを取らない。誰かと会話することも随分減ってしまった。高校時代は帰路でどうでもいいような話題でもゲラゲラ笑って腹を抱えていたような気もするのに。ただの思い出補正かもしれませんが。

 しかし、社会はコミュニケーションで成り立っていると言ってもいい。誰か一人だけでできる仕事はほぼない。

 これもまた、カロリーを使うので避けていた行動のひとつだ。なんか話せ。

 

変わりたいけど、変われない。

 このままの自分ではいたくないんだろう。なのに、変わろうとしてこなかった。なんだかんだで生きてこれたから。しかし社会からの認めが必要となってくる以上、少し変わる必要が出てきました。一年そこらの時間でどこまで望む自分になれるのか。少なくとも、やることはやったと思える就活ができるまでにはなりたい。

 積極性。主体性。能動性。どこまで手にできるか。

 

線路は続くよ

 ごちゃごちゃしたのをちょっと吐き出してすっきりしました。強く生きたいです。なんだかんだ言って人生って終わるまで続くんですよね。何なんでしょうね。

 こんな駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。

 すまねぇ、寝ます。(回文)

CL 2019 振り返り

はじめに

 こんにちは、れいるです。回文記事以来に記事を書きます。今回は、PJCS 2019に参加してきたのでそのレポートと、ついでに2019年シーズンをざっと振り返って行きたいと思います。

 

CL東京

 レギュレーションが変更になってからの最初の大会。環境も何もわからんという感じでした。決勝戦ズガドーンvs超バレットでしたね。使ったのは今は懐かしい、アローラナッシーデッキ。直前になってからの選択でしたが、非エクパワーはやはり強かったです。しかし、ロストマーチ相手に後攻を2回取ってしまったのと、天敵メタグロスGXに当たってしまい、4-3でドロップ。残念。デッキを共有してくれたとらぼかに感謝。

 あと、今大会の前に道端でスマホを落としてしまうという事件があり、その時一緒に探してくれたタニヤマさんにも感謝を述べたいと思います。お世話になりました。

 

CL新潟

 冬に新潟でようやるわ、という大会でした。ジラーチサンダーが大流行していた時期だったと思います。決勝戦はルガゾロvsウルネクでした。自分の使用デッキはレックウザ。使い方が悪かったのと、キュウコンサーナイト、ロストマーチに破壊され1-3でドロップ。何しに来たんだという気持ち。ほぼ同じデッキを使ってトナメに行っていた人もいたので、なんだかな~~~って感じでした。成績は振るわなかったものの、デッキを教えてくれたジンさんとかっちょに感謝。

 

CL千葉

 先着ゲーを制することができず、やむなくエクストラで参加。久しぶりにプラターヌ博士やバトルサーチャーを使えたのは気持ちよかったです。エビワラーソーナンスマッシブーンダストダスなどが流行っていましたが、エクストラ優勝はルガルガンゾロアークでした。

 自分はというと、環境考察が迷宮入りし、結局一番わかりやすいゲッコウガゾロアークで行きました。1-3。終わり。

 

CL京都

 地元での開催だったので、サークル員と臨むことができ、いつもとは違った楽しさがありました。レシラムリザードンが優勝したのも記憶に新しいと思います。

 昨シーズンのCL京都でゾロアークを使ったら完走できたという思い出もあったので、ゾロアークペルシアンで臨みました。序盤元気で4-0し、めちゃめちゃ浮かれてたらそっから3連敗し、ドロップ。せめて勝利ポイントがもらえる5勝はしたかった...。

 そして、4-1した後の6戦目でかざもとマッチングしたのが今大会最大の思い出です。このレベルの身内マッチは公式大会で引いたことがなかったので運命すら感じました。対戦ありがとう。

PJCS

 パッとしない戦績が続いた今シーズンでしたが、運よく抽選に通り、せっかくなので参加しました。

 TAが取れれば世界大会に行けますが、着実にベスト4に行くためにはやはり相応の実力や練習量が要ると思います。付け焼刃の努力でそれは叶えられるものではないので、ここはプレイングが比較的簡単で、かつデッキ相性だけで色んなデッキに勝てるものを持っていこうと考えました。それが以下のデッキです。

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 エネルギーつけて相手のポケモンをワンパンするだけなので本当に簡単です。リセットスタンプをうたれても盤面だけでワザを使うことができるというのも使いやすかったです。

 

当日のマッチングは以下の通りです。

 

1.ウルネク〇

 先攻を取って先にウルネクを攻撃することができ、そのまま勢いに乗って勝ち。

 

2.ジラサン〇

 後攻をとり、ベンチに1匹だけいたアゴジムシが先2で取られるも、もう一度アゴジムシを置き、コケコ◇を使ってコケコGXで攻撃できました。最後はこっちのリセットスタンプを押し付けて要求を叶えられなくして勝ち。

 

3.レシリザ〇

 先1カキを決められるも、クワガノンを立てつつカプサンダーGXで返すことができました。そこからデッキの回りもよく、次ターンに270ダメージを出せたので勝ち。直前になって入れたコケコGXが活躍してくれて嬉しかったです。

 

4.ネクロズマ

 後1でたねを置かれないまま番がかえって来たので、先2で前にいたネクロズマGXをドラゴンブレイクで倒して勝ち。準優勝者が使っていたようなネクロズマのデッキだったら不利だったので、正直この試合はラッキーでした。

 

5.レシリザ×

 先攻を取ったものの、ベンチスペースが足りなくてしっぷうどとうができず火力が240で止まり、3試合目のような爽快な展開にはなりませんでした。それでも最終盤には勝てる盤面になったのですが、こちらがターンを返した瞬間に終了ブザーが鳴り絶望。お相手もそのターンで勝つことはできなかったので、両者敗北...。

 もう少し自分のプレイが速ければ勝てていたので、本当に残念だった。本当に。

 

6.マタドガス×

 ブロアーを入れてないのでおふだもはがせず、たねGXポケモンメインで回すデッキなので相性不利。まだ割り切れる負け方でしたが、5戦目に勝っていれば当たっていなかったと思うとまた悔しさがこみあげてきました。

 

7.プテラGX+カラマネロ×

 ギラティナがハチマキをつけて160ダメージをレックウザに与えてきて、それプラスやぶれたとびら2回で落とされ、サイドレースが不利になり負け。プテラGXのテキストを勘違いしてワザが使えなかったりもしましたが、そのミスも関係なかった。

 これで4-0から4-3になり、トナメワンチャンも絶たれ萎えてしまった。PJCSは自動ドロップがないので、ここからはあと1勝して5勝のプレイポイントを狙うことに。

 

8.3鳥〇

 コケコGXがサイド落ちするも、クワガノンのエレクトロキャノンで3鳥を倒せるのでまだ有利だなと思いつつ戦いました。途中でクワガノンが2匹たったのもあり、負ける気はしませんでした。

 

9.ウルネク×

 相手のほうが攻撃を始めるのが早く、返しきれず負け。CSPを望まなければ6-3も5-4も変わらないので気楽ではあった。

 

結果:5-4

 

 自分の戦績は以上です。5勝してジラーチがもらえたのはせめてもの救いでしたが、やっぱり5戦目で勝ちたかったです。今回は1回も当たりませんでしたが、上位卓にはゾロアークが結構いたのでそこと当たりたかったな~と思います。

 また、今回は構築や選択に対する納得がいつもより出来ていたのでその点はよかったと思います。毎大会そうあるべきですが。

 今シーズンの悔しさを忘れず、臥薪嘗胆の気持ちで来シーズンも望めたらいいなと考えています。

 

 さらに、今回のPJCSで多くの知り合いの方が世界行きを決めていたのでそれも嬉しく思います。WCSでの活躍、期待しています。

 

 

 

 それでは、このあたりで記事を終えたいと思います。ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後はやっぱり回文で締めたいと思います。

 

よいな...ちょい待ち、要るわ枠キツ!

デッキ加わる1枚余地無いよ...。