夏のいろいろ振り返り
夏ですね~~~
今年の夏、まだスイカ食べてないので早く食べたいです。
それはさておき、なんだかんだ夏もいろんなアニメとか観たなぁと思いつつ感想とかは全然書いてなかったので、今回は振り返りという名目でいろんな作品のことをちょこちょこ思い出しながら書いていきたいと思います。
よければお付き合いください。
アニメ
夏アニメ
まずは2020夏アニメの話から。春に延期された作品がこぞって再開されたのもあり、なかなか豊作なクールであるように思います。その中から好みでピックアップして紹介していきたいと思います。
やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。完
どうやら完結するらしいです。個人的に終わり方が最も気になるアニメ。「本物が欲しい」と八幡が泣きべそかいた2期の続き。この「本物」を手にしようともがく様に青春の青臭さや苦さが感じられて好きですね…。そろそろ由比ヶ浜の感情が本格的にしんどくなってきました。
OP「芽ぐみの雨」の歌詞を由比ヶ浜視点のものだとして6話最後の由比ヶ浜のモノローグを聴くと死ねるのでおすすめです。
OPつながりで話すと、先日発売された東山奈央のキャラソンベストアルバムに収録されている2期OP「春擬き」のリアレンジバージョンを聴いたんですが、これに「芽ぐみの雨」を思わせるアレンジが入っていたのでちょっと感動しました。このこともあったので「芽ぐみの雨」が由比ヶ浜視点の曲ということに1人で勝手に納得してました。
放課後ていぼう日誌
うってかわって、こっちは観ててめっちゃ安心する作品です。釣りがテーマというだけでのほほんな感じですが、陽渚ちゃんの表情がコロコロ変わったりするのも面白くてかわいいし、魚の描写も丁寧で、安心と信頼の日常系って気がします。さすが動画工房ですぜ。
デカダンス
1,2話を観てくれたら世界観がわかります。オリジナルアニメということもあって上手いこと驚かされました。なかなか無い設定だと思います。未見なら是非。何の説明もない紹介ですが、ネタバレ回避ってことで。
GREAT PRETENDER
これもオリジナルアニメ。信用詐欺師(コンフィデンスマン)の話。騙し騙されという駆け引きが痛快で、観てる側も騙される感覚が楽しい。CV:諏訪部順一の金髪チョイ悪テキトーな詐欺師を観たい人はオススメです。配信はNetflixしかないようですが環境があるなら観てみてください。
個人的にはOPがジャズっぽいインスト曲なのも好きポイントです。
彼女、お借りします
レンタル彼女という今風なテーマで、内容はめちゃ俗っぽい気もしますが、なんだかんだでヒロインアド取れるので観てます。更科瑠夏ちゃん(CV:東山奈央)が最近ようやく出てきたところなので今後に期待。
劇場アニメ
コロナの影響で延期になった映画も多かったですが、最近になってようやくちらほら公開され始めましたね~~~。プリンセス・プリンシパルの映画も早く観たいです。
ここからはネタバレありで感想的なのを書いていきたいと思います。
劇場版「Fate/stay night [Heaven's Feel]」Ⅲ.spring song
半年近い延期を経てようやく観られましたね...。よかったよかった。
単純に映像は綺麗だしバトルシーンのアクションもド派手でさすがufotableという感じでした。宝石の剣とかめっちゃ綺麗だった...。
前章からだいぶ期間が空いたのもあり、初見時は正直内容で言うとなんとかついていけたぐらいだったので、1、2章を復習してからもう一回観に行きました。
それでも細かいことはUBWやzeroやwikiも参照しないとわからないのがFateの難しいところ。世界観の作りこみが凄いということの現れですね。ギルガメッシュの受肉とかすっかり抜けてました...。こういう世界観ってアニメにおける声での説明よりもテキストで追うほうがやりやすいのかもなと思ったりもします。
前置きが長くなりましたが、個人的に特に印象に残ったシーンとともに感想を書いていきます。
- イリヤを連れ戻しに行った城から脱出するところ
この時にアサシンも出てきて戦闘になりますが、ここでイリヤがトラップ(エンゲルリート?)をシュっと操作して対処してたのがなぜか印象に残ってます。抱えられていながらもしっかりと戦いに参加してるのがかっこよかった。
その後士郎とイリヤが逃げる時に言峰が「手を取ったのが女なら守り切れ」みたいないい感じなことを言ってましたけど、これが相当歪んでる発言だったというのを観た後思いました。
そしてバーサーカーに追いつかれて、アーチャーの左腕を解放するところも当然よかったですね。士郎の覚悟が目に見えて伝わってきました。魔術回路がつながるところの「ついて来れるか?」というアーチャーのセリフは特に印象的でした。
士郎の「てめえの方こそ、ついてきやがれ――――!」もカッコいい。
- 地下空洞の凛vs桜
幼少期の回想で姉妹でポーカーしてるシーンが印象に残ってます(ポケモンカードかな?とか思っちゃいました)。桜が1ペアそろえてニコニコなのに凛はフルハウスなの、残酷な力の差って感じが出てて悲しい。
また、ご飯に毒盛られたり、息するのに許可が必要だったりという桜の苦しい境遇の話に対して凛が「で?」みたいな反応をしたのはさすがに気悪すぎるやろと思いましたが、そのあと結局桜を殺せず、「リボン付けてくれててありがとう」というセリフを残していったのには愛が感じられてよかったです。
ここの場面で、刺された凛が転がり落ちる直前に音が無くなる演出もよかった。不意な喪失感がめっちゃ伝わってきました。
- 士郎と聖杯を止めるイリヤ
「私はお姉ちゃんだもん。なら、弟を守らなくっちゃ。」
イリヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
何も言うまい。
いい映画だった...。また時間あればいろいろ勉強したいです。
あと、イリヤでいうと、プリズマ☆イリヤの新作劇場版が決まってるのでまずはそれが楽しみです。
少女☆歌劇 レヴュー・スタァライト ロンド・ロンド・ロンド
総集編なら別にいいかな~とか思ってましたが、オタクに勧められたので観てきました。アニメから時間が空いており総集編とはいえ割と新鮮な気持ちで観れたので、なんだかんだいい復習になりました。構成もおいしいとこ取りみたいな感じでわかりやすかったし、同じレヴューでもアニメ版とは違う曲で再生産されてたのがよかったです。
特に「運命のレヴュー」の「Star Diamond」(↓の動画の曲です)がよかった。この曲みたいな緊張感あるイントロめっちゃ好きです。劇場で思わず動き出しそうになりました。終わった後に西條が「天堂真矢は負けてない!」と言ってボタンちぎるところも含めて最高ですね。
やっぱり、女の子同士が感情のままにバチバチのしのぎの削り合いをするのが面白くないわけがないんだよな~~~!!!ってなりますね。強い。
ちなみに、これを京都駅近くの映画館で観たんですけど、帰りしなに京都タワー見ながら駅の大階段でポジションゼロごっこしてきました。楽しかったです(日記)。
過去アニメ
アマガミ
毎月ちまちま観てたのがついに終わったので触れときます。記憶がちょっと曖昧ですがヒロインごとに書いていきます。
- 森島はるか
膝の裏のシーンでアマガミ世界の洗礼を受けたような気がします。橘純一、欲望に忠実である。でも森島先輩に1回目振られたのに、2回目に告白してOKを勝ち取ったあたりは偉大です。
森島先輩、気分屋自由人みたいな感じでこっちがいろいろ振り回されたりしてなんだかんだで面倒くさそうな印象でした。そこがかわいいんですけど。
ホテルのお風呂のシーンの、「どうして覗きに来ないのよ!」という発言が特に印象に残ってます。言われたら普通に困りますけどかわいいっすよね~~~
「よしっ!へそにキスをする!」
橘さん、さすがっす。
悪友的な関係から恋人になっていくのって、お互いの気持ちの噛み合いがいるから結構難しそうですが、上手いこと進展していったように思います。告白無しの状態でクリスマスイブのデートの約束をしてたのがちょっと?でしたが、世間的には普通なんかな?わからん。
それにしても、タワーでの「私はね、あんたの悪いとこ100個は言える。でもね...。良いとこは101個言える。」っていう告白はよかったですね...。悪友としての付き合いがあるからこその言葉という気がします。
今回の橘さんは比較的まともだったような気がします。後輩の人見知りを直す手伝いをするいい人でした。自分のことを「教官」と呼ばせたりはしてましたが、そのノリで敬礼する紗江ちゃんが観れたのでGJ。
人見知り後輩、いいですね。少しの関係を大事にするタイプ。一回仲良くなればつながりが濃くなりやすそうです。ベストカップルコンテストの衣装を自分で作ってたのはよっぽど相手のことを想ってないとできませんしね...。
衣装で言うと、バイト先のメイド服的な制服も、映画館デートのときの服もめっちゃかわいかったですね~~~~~
水着だからOK、ブランコキス、温泉告白など、いろいろ記憶に残ることをやってくれました...。後輩とはいえ紗江ちゃんと違ってせめっけが凄かったですね。橘さん並みのアグレッシブさ。強い。
SS+ plusでは橘さんも負けじと七咲にお腹枕+子守歌を要求してました。欲望バトルをするんじゃない。
これを中学あるいは高校の時に観てたらどうなってただろうかと考えると恐ろしいです。
よく食べる女の子はかわいいということを思わせる幼馴染ヒロイン。この回は他と違って特に展開がゆっくりだったような気がします。
SSの最後でも、「いつか、私の想いが純一に届くといいなぁ...」と、はっきりとした告白には至らずに終わったのが印象的でした。ゆっくりと進む関係も、いいよね。
あと、OPで左右に揺れてる梨穂子もかわいくて好きです。
「絢辻さんは裏表のない素敵な人です」
最後の最後で裏見せてくるのずるい~~~!!!自分しか知らない彼女の裏の素顔、いいじゃないですか。
いろいろ抱えて悩んで裏表の顔があって...。なんか人間味があって好きですね。手帳に何が書きなぐってあったのか気になります。
それにしても、創設祭準備中の「でも、もうあなたの知ってるあの子はいなくなっちゃったの。」というセリフは沁みましたね...。しんどいよ~~~
ED冒頭の悲しげな表情もしんどくて好きです。自分の生き方に向き合う女は最高。
- 上崎裡沙
メインの6人からは隠されたヒロイン。2年前のクリスマスの真実が明らかになります。各ヒロインのルートを潰していくという、メタい存在なの、裏ヒロイン感があっていいですね~~~!愛情ゆえの嫉妬深さも表現されててめっちゃいい。
2年前のクリスマスに純一がデートをすっぽかされたのは彼女のせいだったが、それは彼が振られてネタにされそうになっていたのを未然に防ぐためだった。
そんなこと聞かされたら余計に好きにならざるを得ない……。CV:門脇舞以やし。
ちなみに、純一との関係を妨害していた件で皆に謝りに行く前の「戻ってきたら、一緒に創設祭を回ってくれますか?」のセリフが死亡フラグっぽくてちょっとドキドキしました。
まさか一番最後に妹がタイトル回収するとは思わなんだ。最強か?
どのヒロインのルートでもまんべんなく登場し存在感を放っていましたが、まさかこれほどとは...。一人称”みゃ~”も純一への”にぃに”呼びがやっぱりかわいくて好きです。
あと、紗江ちゃんルートとかも美也がいなかったら成り立たなかったでしょうね。人見知り転校生の彼女と何故かすぐ仲良くなってるコミュ力というかたらし力には橘家の血を感じます。
いや~~~かわいかったですね。CV:阿澄佳奈やし。
アマガミ、4話(+2話)単位で程よくアドを摂取できるいいアニメでしたね。深夜に観るノリになってよかった。出逢いに感謝。
とらドラ!
名前はよく聞くけど観たことなかったアニメを観ていこうということで、ARIAの後に観始めました。青春ラブコメ好きなので。
結論、めちゃくちゃよかったです。親関係の話が重かったりしますが、シリアス展開は”本物”感があって好きですね。
メインのキャラたちもみんないろいろなことを考えて悩んでたのがよかった。特に亜美はどこか一歩引いて冷静に周囲の関係や想いを見通していたのがクールで好きでした。性格ウラオモテ系女子なのもgood。
あとは、北村君の生徒会長への告白後に起こった大河vs会長のバトルが印象に残ってます。怒り感情爆発させて叫びながら喧嘩するの、観ててすっきりします。青春してるな、お前ら...。
なんか書いてるうちに見返したくなってきました。
とあるシリーズ
禁書は3期まで観終って、今超電磁砲Sの途中ぐらいまできました。こんだけ話数あってまだまだ原作残ってるのすごい。長そう...って敬遠してましたが、ようやくちょっとはかじることができました。
オタクから借りた原作もまだ読めておらず、世界観とかの考察とかはできないので気に入ったキャラのこと書いときます。
佐天さんのことです。
禁書観てた時はフレンダ(CV:内田真礼)で元気なオタクになったんですが一瞬で死んで笑ってしまいました。しかも結構酷い死にざまやし。一体何したんや...。
それは置いといて、超電磁砲観ててやっと普通の人代表みたいな感じで佐天さんが出てきて安心しました。レベル0の無力感がちゃんとあっていいですね。そしてそれがしっかりと感じられる「レベルアッパー」の話がよかった。感情移入できるので。
9話が特によかったです。御坂に「レベルなんて、どうでもいいことじゃない」と言われる佐天さんの気持ちを考えるとしんどいですね。その後、レベルアッパーをダシにした恐喝の現場に遭遇してしまい、「しょうがないよね…」とその場を離れようとするも、戻って「やめなさいよ!」と止めに入るところも佐天さんの正義感が出てて好きです。でもできることは無く、その場に駆け付けた白井黒子にカッコよく助けられてしまいます。白井と自分の能力の差、住む世界の違いを見せつけられる佐天。そして、レベルアッパーに友達と一緒に(一人じゃ怖い)手を出してしまう......。
憂鬱女子、最高っす。
超電磁砲Tでは佐天さんと生前のフレンダとの絡みがあるらしいので、それを楽しみに観進めていきたいと思います。フレンダ死ぬからまたもや鬱病確定ですけどね...。
書籍
現実と並行セカイの境目ですか?
ごちうさのエイプリルフール企画のうちのひとつ、「CLOCKWORK RABBIT」(クロラビ)を題材にした同人小説です。オタクに薦められて(↓)読みました。
同人小説というもの自体、読むのは初めてでしたが、ごちうさのエッセンスを保ちつつ、想像の広がる未知なるクロラビの世界が丁寧に描かれていてよかったです。現実の日本の地名が登場する世界観は本編と違ってクロラビ独特で、そういう意味でも普段とは少し違う感じがして新鮮でした。
さらに、ティッピーに関する法律があったりなど、用語集が出来そうな設定も世界観に具体性や現実性を与えていてよかったです。難しい英語名称の頭文字を取ってなじみやすい呼び方にするとかは現実でもありますし、茶目っ気もあっていい設定だなと思いました。最近だと"COCOA"(新型コロナウイルス接触確認アプリ:COVID-19 Contact-Confirming Application)がいい例かもしれません。
その具体的な世界観のおかげも相まって、話の中で繰り広げられる事件はどこか真に迫っていて面白かったです。本編のごちうさでは成立しないような、クロラビだからできる展開かもしれません。
あと、話の中で出てきたクロスワードを実際にできる仕掛けも面白かったですし、水道橋の出版社など元ネタが分かればちょっと笑えるような要素があったのも同人らしくて趣深かったです。
それにしても、並行セカイって想像力が掻き立てられていいですね。
その他
今月のおすすめ曲
聴いてくれたら喜びます。
ベース
「ぼっち・ざ・ろっく!」にけしかけられて思い切って購入してからもうすぐで2か月。最近氷菓のOP「優しさの理由」が弾けるようになりました。1番と2番で微妙に音違うので覚えるのが骨でした。
プリコネ
続くかどうかわかりませんが一世一代のアドな日が来たのでとりあえず始めました。ゲームの中にアニメもあるのすごいですね。
最後雑になりましたが、疲れたのでこの辺で締めます。ここまでお付き合いいただきありがとうございます。