線路は続くよどこまでも

気持ちが昂った時に書きます

私の思い出のお酒9選

 年末の振り返り記事以外を書くのは久しぶりです。

 最近、かねてから気になっていた『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』をようやく読んで、それにあてられて何か趣味開示をしたくなりました。

 ”上伊那ぼたん”は寮に住む女子大学生らが送る趣深い日常を描いた漫画で、この4月からアニメも放送予定の作品です。作品の中では実在のお酒が出てきて、それがこの漫画の雰囲気をぐっと趣深く、情緒的に、具体的にしています。お酒以外にも、服や香水、タバコ、映画、本、音楽といった趣味が存分に登場し、それらを通じて登場人物の人となりを垣間見ることができるようになっています。登場人物が影響を受けた音楽アルバムや大切な本を紹介するコーナーもあって自分も何か書きたくなり、それなら思い出のお酒を紹介しようと思った、というわけです。

 また、ここ最近”私を構成する9つのゲーム”や”俺のオタクソング9選”といった趣味開示がインターネット上で流行っていたので、それにならって9選にしました。

 

 よろしければお付き合いください。

 

 

1.名古屋で親子丼と一緒に頼んだ日本酒

 具体的な品名は忘れましたが、成人後に外食でお酒を頼むという行為を最初にしたのがこれだったと記憶しています。

 ポケカのCL名古屋に出場するため、前日入りして景気づけに奮発してしまいました。自分の日本酒に対するキャパシティーもわかっていない状態で、ひとりで1合を飲むことになり、さすがに多すぎたと頼んでから後悔しました……。

 お酒は美味しかったですが、親子丼と合わせるにしてもやや日本酒の量が多く、食べ終わってからもなくなるまでゆっくり飲んでました。若気の至りですね。

 

2.有形ランペイジのライブで飲んだハートランドビール

 アルバム『有ル形』リリース記念の京都であったライブで飲みました。これは不思議と品名まで覚えてます。あの緑のビンをそのまま渡されたからでしょうか。ライブハウスに行ってライブを観るのが初めてだったというのもあって記憶に残ってます。ライブは特に『ウィークエンダーの憂鬱』が印象的でした。ライブで聴くと一層楽しく、ベースのスラップもバチバチにカッコよかった思い出です。

 これ以降も何回かライブハウスに行くことはありましたが、いまだにドリンクの扱いのコツがつかめません。飲みながらライブを観たいものですが、そうすると片手がふさがって拍手しづらいですし、ライブ前に飲み干しておくのもなんだか違う気がします。

 上手い方法があったら教えてください。

 

3.ラーメンあかつきで飲んだ角ハイボール

 バイト終わりに寄れるラーメン屋はめっちゃありがたいですね。その日は特にバイトが忙しかったというのもあって、いつものラーメンだけじゃなくご褒美気分でお酒を飲みたくなり、角ハイを注文しました。

 この時の角ハイは、カチコチに冷えたジョッキにチップアイスディスペンサー(氷、氷+水、水が選べるやつ)で細かい氷を入れて作るスタイルで、疲れた体に染み渡ってめちゃくちゃ美味しく感じました。ラーメンの油もさっぱりと流してくれるような飲み心地で最高でした。また行きたいなぁ……。

 それまでハイボールは何となく苦手だったのですが、これがきっかけで楽しめるようになったと思います。

 

4.梅田の麺屋たけ井で飲んだスーパードライ中瓶

 これもポケカ関連。シティリーグで大阪に行くことになり、朝早くに家を出て臨みましたが結果はタコ負け。カチュクロム(ピカチュウ&ゼクロムGXの略)が流行っていた時期だったと思います。

 その後、美味いもんでも食って気を晴らしましょうやということで、一緒に行った先輩と向かったのが梅田の駅ナカにある麺屋たけ井。何にするか聞かれて、「特製つけ麺と、ビールもつけたい気分ですわ〜」とかなんとか言ってたらどっちも先輩が奢ってくれました。あまりにも流れるように奢ってくれたので、驚きと感謝でいろいろな雑念が吹き飛びました。本当にありがとうございます。こういう振る舞いができる大人になりたいと思いましたね。

 ただでさえ美味しいたけ井のつけ麺が、おかげでさらに美味しく感じました。チャーシューとビールの相性も抜群で、何に負けてもこれだけでこの日は優勝でした。

 

5.bar moon walkで飲んだカクテルいろいろ

 サークル仲間たちと謎解きをしに行った帰りに、今はもう閉店してしまった百万遍西店に寄りました。バーに行ってお酒を飲むという体験が初めてだったのでドキドキしましたが、学生にも懐にも優しい雰囲気で楽しかったです。

 ショットバーということで、ポップコーンをつまみながら色んなお酒を次々飲みました。何を飲んだかは忘れましたが、ポケカのウルトラビーストのワザ名になっているものを飲んだような気がします(スレッジハンマー、ダイキリ、ガルフストリームなど?)。

 いろいろな話をして、帰りは深夜なのか早朝なのかわからない時間に。その時の風の冷たさ、体の浮遊感、千鳥足を何となく憶えています。

 

6.北海道旅行で飲んだサッポロクラシック

 グルメ天国北海道で、最初の晩餐がジンギスカンとサッポロクラシックでした。ジンギスカンとの相性がいいからなのか、単純においしいからなのか、このサッポロクラシックがどういうわけかとても美味でした。北海道限定なのがずるく思えるほどでしたが、沖縄のオリオンビールも然り、地域限定萌えで余計においしく感じるというのはありますね。これ以降、物産展やスーパーなどの北海道キャンペーンで見かけた際にはついつい6缶セットを買ってしまうようになりました。

 また、この旅行で行った余市蒸留所のウイスキーも美味でした。やっぱり旅×酒はいいですね。この旅行以降、余計に旅先の酒ネタを調べるようになった気がします。

 

7.某イベントで飲んだジントニック(クローバージン パッション)

 後輩の職場関連のイベントに誘われ、職場での彼の姿を拝めるのもまぁ貴重な機会か……と思って行きましたが、学生が行くにはやや恐縮なイベントでした。社会人の皆様、本当にすごい。未だバイト以外で働いたことがないため、しっかりした社会人の方々を前にするとやっぱり気遅れしちゃうんすよね……。万博に関係したイベントでしたが、多くの人々の仕事によって社会は成り立ってるんやなぁと月並みですが感じました。

 そんな中、もう一人別で誘われた後輩(TwitterのFFだがこの時初対面)と会うことができ、彼の上司の方と少しお話した流れで頂いたジントニックがめっちゃ美味しくてビビりました。緊張で味しないみたいなことも想像してましたが、それに反して美味しく、どんなジンで作ってるのか気になって瓶の柄をなんとか覚えて帰りました。香りはとても華やかでフルーティー、瓶の柄も相まってキンモクセイ的な何かを使ってるのかと思いましたが、実際はパッションフルーツのジンでした。少々贅沢な値段でしたが、もう一度飲みた過ぎたので思い切ってAmazonで買いました。これはジンなのか?と思うほど普通のジンとは違って香り高いお酒で、オススメです。

 

8.盛岡で飲んだベアレンビール

 岩手旅行で、盛岡には地ビールのベアレンビールというものがあると知り、その醸造所の直営レストランに行ってきました。5000円のコースで飲み放題つきということで、各種ビールをひたすら飲みました。一旦全種類コンプリートしたくなってしまうのは人間の性ですね。その中でも特に、クラシックとNクラシックを飲み比べたのが印象に残ってます。どちらもおいしかったのですが、Nクラシックはクラシックをさらに親しみやすくアレンジしたものということで、確かにその通りに全体のバランスが調整されている感じがあって素晴らしかったです。主張のハッキリした芯のあるクラシックと、そこに思いやりを足したNクラシックという感じでしょうか。今度行くことがあるなら、この2つを交互に頼んで違いを楽しみ尽くしたいです。

 また、あさ開の酒蔵見学で買った純米大吟醸イワティもたいへん美味でした。ちびちび飲んでいたのがもうなくなってしまったので、またどこかで新たな地酒を調達しないと……。

 

9.グランピングで飲んだキリングッドエール

 この時は丹波篠山でのグランピングで、管理のおじさんが枝豆をくれたり、陶芸体験もできたりで楽しかったです。

 グランピングは毎年恒例で行ってるのですが、屋外で飲むビールはどうあっても美味いです。自然の空気の中で、料理や駄弁り、音楽とともに味わうのがまぁ格別なんですわ。キリングッドエールは、ちょうど発売されてすぐのタイミングということもあって気になっていましたが、飲んでみるとしっかりとフルーティーで、クラフトビールのような趣もありました。これがラガービールとエールビールの違いなのかもしれません。肉料理とも合っていてかなり好みでした。コンビニやスーパーで買えて、手に入れやすいのもありがたいですね。

 キリンと言えば、またスプリングバレーブルワリー京都にも行きたいです。

 

おわりに

 お酒が飲めるようになってからまだ10年も経ってないですが、意外と思い出は多かったです。おいしくて楽しい記憶というのはやはり残りやすいのでしょう。

 今回挙げたのはビールが多かったですが、ワインや焼酎など、まだあまり触れていないお酒もあるのでまた機会があれば飲んでいきたいです。

 それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました。「酒は飲んでものまれるな」ということで、ほどほどに楽しんでいきましょう~!

 

2026年 3月 自室にて

2025年振り返り

 今年もアニメ、音楽、競馬について振り返っていきます!

 

 

アニメ

TVアニメ

 2025年に放送されたTVアニメから、6作品を振り返ります。

 

空色ユーティリティ

 こういうアニメほんと好きなんよ。趣味、交友関係の広がり、日常の彩り。いいんよな~~~。オリジナルアニメでこれが出てくるの、本当にYostar Picturesには感謝です。

 ゴルフっていうモチーフもいいですね。スポーツとしての熱さ、アウトドアとしての自然の趣、ゴルフウェアのかわいさ、道具選びの楽しさなど、いろんな要素が詰まってて見所が多いです。

 オーイシマサヨシのOPもいいですし、EDは実写写真にキャラをのせる今風スタイルでおしゃれでした。

 最終話の特殊EDでキャラソン流れるのもさぁ!いいよね!

 

日々は過ぎれど飯うまし

 こういうアニメほんと好きなんよ2。本当にP.A.WORKSには感謝です。

 キャラ&ストーリー原案が『のんのんびより』のあっと先生で、大学でのサークル活動で飯テロって、もうその時点で勝ち確ですが、ほんまによかったです。

 大学でのサークル活動を描いた日常系作品って意外となかったですが、車で出かけたり自由に泊まったりできるので行動の幅も広くてアニメ映えしていました。私服が多く見れるのもgood。

 キャラもみんなかわいくて萌えですね。特にくれあちゃんが強すぎました。ふわふわツインテ、しっかり者、料理できる、私服おしゃれ、母親ママ呼び……と萌え要素挙げだすと止まりません。萌えの一極集中や~!

 第7話ではわりと強火のまこっちとくれあの描写があって声出ました。料理焦げますよ。まぁ確かに、OPのケーキ作るくだり(↓)でもくれあはまこっちの方見てるし、そういうことなんでしょうな……。ごちそうさまでした。

 

 

mono

 こういうアニメほんと好きなんよ3。本当にソワネには感謝です。これとひびめしがあった2025年春は本当にいい季節でした。

 この作品は『ゆるキャン△』で知られるあfろ先生のもう一つのきららまんがが原作です。「シネフォト部」(cinema+photo)としての活動が本筋ではありますが、グルメ回やホラー回、まんが家の春乃さんとの絡みで大人だけの回があったりとゆるくいろいろなことをしていました。スケボーダウンヒル回とか印象に残ってます。躍動感が◎でした。

 OPの『メニメリ・メモリーズ』もよかったです。『ゆるキャン△』にも通ずるアウトドア感が出ていて、キャラソンとしての楽しさもありました。アウトロも、『ゆるキャン△ Season3』のOPである『レイドバックジャーニー』のイントロが思い出されるいい演出でした。本編でもなでしこが出てきてたりしましたからね。

 

機動戦士Gundam GQuuuuuuX

 全12話とは思えないほどの密度、行間、勢いのあるアニメでした。

 ファーストガンダムは観てないのでアレですが、白いガンダムにシャアが乗るということの異常さは何となく伝わってきました。そういうifしていいんやな……。

 11話の特殊EDなど昔を思わせる演出もありながら、米津玄師によるOPや星街すいせいによるED、NOMELON NOLEMONによる挿入歌は現代的で、今昔入り混じった雰囲気になっていました。

 それにしても、話数を重ねるごとに横転の連続で、ガンダムに詳しいひとはさらに横転してたんではないでしょうか。『水星の魔女』などとは違って、ファーストガンダムの知識があった方がさらに驚きがあったんだろうという印象は受けましたが、それでも十分楽しめました。

 

瑠璃の宝石

 ザ・丁寧アニメーション。鉱物採集の楽しさ、美しさ、地道さなどがとても丁寧に表現されていました。ややアカデミックな内容を萌えと絡めつつしっかりと正面から扱う感じは『恋する小惑星』を思い出しました。

 鉱物を取って終わりではなく、それがどこから来たのか研究して突き止める過程は節々で達成感もあり、気持ちいいです。特に4話で瑠璃ちゃんが磁石によって観察すべき砂の量を減らせることに気づくシーンは発見・ひらめきの喜びみたいなものがあって感動しました。

 あと、13話で瑠璃たちが行った温泉宿には過去に行ったことがあったのでそれも面白かったです。また行きたいなぁ~~~。

 

薫る花は凛と咲く

 ザ・純粋アニメーション。『明日ちゃんのセーラー服』のCloverWorks、黒木美幸監督による、どこまでも純粋な青春恋愛モノでした。

 話の流れは結構シンプルですが、今作の特徴としては主人公とヒロインの通う高校は違っていて、両校の関係がどういうわけかとても険悪という点があります。その関係の悪さにとらわれることなく、主人公たちの仲は深まっていくわけですが、それによってキャラの純粋さがさらに際立っていたように感じます。

 もうほんとに、つくづく圧倒的なヒロイン力でねじ伏せられました。OPサビの怒涛の表情ラッシュ(↓)でも完全にKOされちゃいますね。

 

 

 このクールにCloverWorksは”青ブタ”と”着せ恋”もやってましたが、どれもハイクオリティで感嘆しました。1作品だけでも覇権取れるレベルなのに、本当に凄いです……。

 

劇場アニメ

チェンソーマン レぜ篇

 アニメ放送から3年、続編を映画でするということで観に行きました。『鬼滅の刃』で味を占めたのか、最近のジャンプアニメはこのスタイルを取りがちですね。

 自分は原作を読んでいないので、TVアニメの時もそれなりに楽しめた方なのですが、今作も大いに楽しめました。とにかくレゼが煩悩過ぎて困りました。この感じでCV.上田麗奈に囁かれたらそりゃ狂います。しっとりパートもありながら、ビームに騎乗(?)して戦うアクションシーンはめちゃくちゃで迫力がありました。エンドロールも米津玄師&宇多田ヒカルということで贅沢な映画でした。

 興行収入100億到達ということで、ジャンプ作品の普及率の高さに脱帽です。

 

総括・2026年の展望

 今年は個人的にアニメを観る時間があまり取れない時期もありましたが、日常系などの観たい作品はちゃんと観られたという印象です。また、ここで挙げた作品以外にも面白い作品は多く、『BanG Dream! Ave Mujica』、『メダリスト』、『ざつ旅-That's Journey-』、『ウィッチウォッチ』、『神椿市建設中。』、『フードコートで、また明日。』、『CITY THE ANIMATION』、『ばっどがーる』、『わたしが恋人になれるわけないじゃん、ムリムリ!(※ムリじゃなかった!?)』などが印象に残っています。

 映画の方では『国宝』や『劇場版「鬼滅の刃」無限城編 第一章 猗窩座再来』など、これまでの記録を塗り替えるような作品もあり、盛り上がった年だったという風に思います。

 来年の2月にはいよいよ『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』が公開予定で、待ちに待ったという気持ちです。

 『最終楽章 響け!ユーフォニアム』も4月に劇場公開の予定で、今からシリーズを振り返っておくのもいいのではないでしょうか。京アニは他にも『二十世紀電氣目録-ユーレカ・エヴリカ-』があってこれも楽しみです。『ルリドラゴン』も放送は当分先ですが京アニでのアニメ化が決まったということで嬉しいです。

 他にもTVアニメでは『上伊那ぼたん、酔へる姿は百合の花』が4月から放送予定で、これが『mono』のソワネ制作ということもあって楽しみです。

 

 それでは、次は音楽について振り返ります。

 

音楽

 自分が2025年によく聴いた曲や、2025年を象徴すると感じた曲を集めたところ、全部で101曲になりました。よかったらプレイリストを眺めてみてください。

 ここからさらに厳選した7曲を振り返っていきます。

 (曲が多すぎたのか埋め込みがうまくできなかったので、よかったらリンクから見てみてください。)

 

2025 My Music - playlist by tetchan | Spotify

 

OP賞:怪獣(サカナクション)

 『チ。-地球の運動について-』のOP。

 アニメを観てなくても耳にする機会は多かったのではないでしょうか。サカナクション初のアニメ主題歌で、この曲で紅白にも出場します。

 いわば理系文学みたいな感じがアニメと曲とで親和していて、めっちゃよかった印象です。サカナクションしかあり得ない気がする。

 「怪獣」というタイトルも、SF的な理系感、自然への挑戦、探究心の強さ、知の探究の血なまぐささ、叫び…みたいなものが感じられて秀逸です。

 

ED賞:ハレの日に(汐れいら)

 『薫る花は凛と咲く』のED。

 恋愛モノのEDはこれぐらいのしっとりがいいですね。本編がどこまでいっても純粋だったので、素直な恋愛ソングがしっかりと沁みます。

 曲の構成も面白く、イントロ代わりのサビと本サビとで違うメロディーになっているのが二度おいしいです。

 汐れいらは『日々は過ぎれど飯うまし』でもED曲『味噌汁とバター』(2023年発表の曲がEDとして採用された)を提供しており、個人的に話題の人物でした。

 

周辺曲賞:37.5℃のファンタジー(スリーズブーケ)

 ラブライブ!蓮ノ空女学院スクールアイドルクラブから、スリーズブーケの曲です。蓮ノ空は曲だけでしか触れていませんが……。

 スリーズブーケは『Holiday∞Holiday』から聴き始めて、『Reflection in the mirror』、『眩耀夜行』、『千変万華』、『Special Thanks』、『ユメワズライ』などを聴きました。どれも自分の好みですね~!

 スリーズブーケの曲には”私と君”というモチーフが多いように感じますが、この曲も夏祭りの情景を歌っていて趣深いです。

 俯いたあたしはりんご飴←例えがかわいい。

 賑やかでいいわいいいわいね←金沢弁、萌えとさせてください。

 本編も余裕があれば追いたいですね......。

 

ピックアップ①:プロメテ(sanetii)

 sanetiiは友人からのサジェストで去年ぐらいに知ってから結構聴きました。アニメ『百姓貴族 2nd Season』のED『寵愛族』や、『フォーエバートゥエンティーズ』、『アイスベースガール』、『サンダーボルト』など。その友人とライブに行ったのも今年のいい思い出です。アップテンポ、盛り上がるメロディの曲が多く、自分の中のドパガキも喜んでいます。

 『プロメテ』も盛り上がる曲ではありますが、他の曲よりも長めというのもあってか、どこか覚悟・決意のような主題歌感があります。自分が行ったライブではRADWINPSの曲をカバーするコーナーもありましたが、この曲のサビ前(いつか願った~)にも何となくRADWINPS『グランドエスケープ』の合唱部分(夢に僕ら帆を張って~)の雰囲気があり、影響を感じます。

 

ピックアップ②:コントラスト(篠澤広)

 学園アイドルマスターからはこの曲です。去年の曲ですが、Spotifyのまとめによると今年一番聴いた曲はこれでした。他にも学マスの曲は今年多く聴いた気がします。『Star-mine』、『Try it now』、『極光』、『ふわふわ』、『アイヴイ』などですね。

 学マスはキャラごとに曲の方向性もしっかり色付けされていて、キャラへのこだわりはさすがといったところ。篠澤広の場合はどこか変わった、現代的な曲が多い印象です。

 この曲も拍子の取り方が挑戦的で、イントロから5拍子の時点で攻めた印象を受けます。2番後のCメロに向かう間奏部分では7拍子も登場し、いよいよ複雑になりますが、それがCメロに入ると整って盛り上がるのがめっちゃ好きです。篠澤広の天才性、奇抜性、神秘性がすごく表現されています。こういう曲って何回も聴いて構造を理解していく感じが好きです。聴きごたえがあるといいますか。

 ゲームのライブ映像もめっちゃおしゃれで好きです。Cメロの「目と目を合わせて 君と…」の振り付けが特に印象的です。

 

ピックアップ③:サラダボウル(Aooo)

 曲は去年のものですが、今年、個人的に知れてよかったと思ったバンドがこのAoooです。アニメ『ウィッチウォッチ』のED、『魔法はスパイス』を担当したことでも知られます。バンド名はメンバーの血液型に由来し、そのメンバーは元・赤い公園のVocal石野理子、ボカロPとしても知られるGuitarすりぃ(『テレキャスタービーボーイ』など)とDrumsツミキ(『フォニイ』など)、YOASOBIなどのサポートを務めるBassやまもとひかるの4人です。名の知れたボカロPが参加しているバンドというのはこれまでsasakure.UKの有形ランペイジぐらいしか知らなかったので珍しいとは思いますが、探せば意外とあるのかもしれません。

 ボカロPの参加するバンドということで、さすがメロディはキャッチーで、そこにしっかりとしたバンドサウンドとボーカルが乗るので最高ですね。この曲は特にイントロから掴みがよく、テンポも疾走感があり、聴いてみようというモチベが湧いてくるのがいいところです。印象的なギターリフがところどころで繰り返されて耳に残ります。

 

大賞:Feel(羊文学)

 『サイレント・ウィッチ 沈黙の魔女の隠しごと』のOP。EDも羊文学が担当していて、結構贅沢な起用でした。

 素直な曲ではありますが、こういう曲は何回聴いても飽きがこなくて好きですね。全体を包むギターに優しく自然なボーカル、空気感のあるコーラスで、なんだかやわらかな風に背中を押してもらえるような曲になっているように感じます。えぇ曲や……。

 アニメのOP映像も気合が入っててよかったです。

 

 

 来年もいろんな曲に出会いたいですね。

 次は競馬の振り返りです。

 

競馬

 今年はなんとか年間収支プラスで終えることができました……!

 春には香港でのリバティアイランドのこともありましたが、ドラマ『ザ・ロイヤルファミリー』が放送されたこともあっていつも以上に競馬の話題は盛り上がったように感じます。主題歌『ファンファーレ』で玉置浩二が紅白に出場するのも楽しみです。ジョッキーの重賞初制覇、G1初制覇もそこそこあり、特にスプリンターズステークスの三浦皇成ジョッキーは127回目のG1挑戦で悲願を達成したのが印象的でした。

 それでは、他に印象に残った今年のレースを振り返っていきます。

 

日本ダービー(G1)

 昨年のホープフルステークスを制したクロワデュノールが皐月賞でまさかの敗北を喫した後のこのレースでした。

 どういう馬券を買ったのかは忘れましたが、クロワデュノールの勝利をどこか確信していたような、望んでいたような気がします。このレースにロマンやドラマを求めていたのかもしれません。

 実況(フジテレビ)も北村友一とクロワデュノールにフォーカスしていて熱かったです。直線終盤で「抜けるもんなら抜いてみろ!」って、それで負けたらどうすんねんというぐらいの気迫のこもった実況でした。

 今年のベスト実況レースを挙げるならこれです。

 

安田記念(G1)

 3歳時の香港マイルで大敗したジャンタルマンタルが古馬になってどこまでやれるかに注目が集まりました。昨年のマイルチャンピオンシップを制し、香港最強馬ロマンチックウォリアーをドバイでねじ伏せたソウルラッシュにも注目でした。

 個人的に当てられるレースだと思っていたので、今年の勝負レースとしてジャンタルマンタルとソウルラッシュのワイドに全ツッパしました。

 ジャンタルマンタルはスタート、ポジション取り、4角の位置すべて完璧といっていいほどの立ち回りで安心して見ることができましたが、ソウルラッシュの方はどこか進みが悪いような……。その調子のまま外からガイアフォースに抜かれてしまい、ブレイディヴェーグも迫ってくる。ここで抜かされると馬券が完全に外れてしまうので、この時ばかりはめっちゃ叫んだと思います。浜中!!!!!

 応援の甲斐あってか、なんとかソウルラッシュは3着に滑り込み、馬券は的中。今年のベスト脳汁レースを挙げるならこれです。ソウルラッシュはレース中に軽く骨折していたらしいということが後から判明し、そう思うと本当に紙一重のレースでした。ソウルラッシュの根性には本当に感謝です。

 この日の勝利がリバティアイランドとの別れがあった川田将雅ジョッキーの救いになったというのもまた競馬のドラマですね。

 

ジャパンカップ(G1)

 ジャパンカップって毎年いいレースですが、今年も見ごたえ抜群でした。ダービー2着から秋の天皇賞を豪脚で制した3歳馬マスカレードボール、それにダービーで勝って凱旋門賞にも挑戦したクロワデュノール、フランスから来たレーティング世界最強馬カランダガン、それにドバイで勝利した昨年のダービー馬・ベリベリホースダノンデサイルなど、強豪中の強豪が一堂に会しました。

 スタートして、アドマイヤテラの落馬、セイウンハーデスのまさかの大逃げなどありましたが、直線を迎えればそこは純粋な実力勝負。見事な末脚を発揮したカランダガンとマスカレードボールが火花散らすマッチレースを繰り広げました。

 結局はカランダガンのアタマ差勝利。世界最強はまごうことなき真実でした。この強さで4番人気6.2倍なら単勝を買っとけばよかったですが、カランダガンとマスカレードボールのワイド、馬連が的中したので問題なし。いいレースでした。

 

有馬記念(G1)

 今年も国民の義務を果たしました。私の夢はダノンデサイルでした。

 今年の有馬記念は、人気投票での出走に水を差す事態もありましたが、メンツはやはり豪華。昨年の有馬記念を3歳牝馬として64年ぶりに制したレガレイラ、ジャパンカップ3着から臨むダノンデサイル、皐月賞でマスカレードボールとクロワデュノールを制したミュージアムマイル、宝塚記念を武豊とともに堂々と逃げ切ったメイショウタバル、G1レースを常に堅実に走ってきたジャスティンパレス(G1連続15戦目)など16頭が揃いました。

 スタートして、ハナを取る勢いで出ていったのはミステリーウェイ、コスモキュランダで、タスティエーラも大外枠から絶好のスタートを決めて先団にとりつきました。メイショウタバルも逃げの想定でしたが、ハナに立ったのは途中の1~2角中間地点付近。悠々とは逃げられなさそうな雰囲気でした。レガレイラなどは後方で脚をためる展開に。どこで進出するのか気になりますが、4角に来ると先頭の3頭はメイショウタバル、コスモキュランダ、タスティエーラに。この3頭で決まるのか???そう思って束の間、後ろから上位人気のダノンデサイル、ミュージアムマイル、レガレイラが上がってくる。さぁ、誰が1番最初にゴールするんだ!?!?

 結果、私の夢ダノンデサイルは3着で、勝ったのはミュージアムマイルでした。やっぱり今年の3歳すごいかもしれません。2着にはなんと12番人気コスモキュランダが粘って残り、これには本当に驚きました。中山へのコース適性やブリンカーの有無でこんなに覚醒することあるんすね……。

 馬券は外れましたが、学びのあるレースになりました。

 

 

 来年は午年なので有馬記念も当てたい!

 

終わりに

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後はいつもの回文で。それでは、よいお年を~!

 

「無いかもノココッチ……よし!」「ふたふしよ。」「チッ。ここのもかいな。」

 

 巳年だったということで。

2024年振り返り

 年に1回、振り返るためだけにこのブログがあると言ってもいい。今年もこの季節がやってきました。早いですねぇ……。

 今年はアニメ、音楽、競馬についてまとめて振り返っていきます。

 

 

アニメ

TVアニメ

 2024年に放送されたTVアニメから、4作品を振り返ります。

 

ガールズバンドクライ

 これほど中指(or小指)を立てまくったアニメは初めて観ました。理不尽への抗いって観ていて気分がいいし、ロックなんですよね。

 ガールズバンドものとはいえ、部活や同年代同士の活動ではなく、大人も交えて本気でバンドで食っていこうとするレベルのものは今まで無かったかもしれません。その分楽曲のクオリティも高く、演奏技術を重視したというキャスティングからも音楽へのこだわりがみられます。

 ストーリーも面白く、キャラの個性も光っていました。井芹仁菜の我の強さよ。

 映像もほぼ3Dという力の入れようで、ライブシーンで動きまくるカメラワークが印象的でした。仁菜の殺気トゲエフェクトみたいなのもいい発明でした。

 ゲーム化するらしいですが、今後どういう展開があるのか気になります。

 新曲くれ~~~!

 

響け!ユーフォニアム

 完結しました。観てない方は観てください。

 京都アニメーション制作で、クオリティが高いのは言わずもがな。高校3年間の青春を、これだけ丁寧に描き切ったのは本当にありがたいことです。

 3年生、そして部長となったからこそ見えてくる部活のあり方や人間関係に久美子は向き合うことになりますが、その上さらに高校生活最後のコンクールソロパートを賭けたオーディション……。リアリティのある緊張感で胸が苦しくなりますが、それもまたユーフォの味です。

 また、高校生の進路選択が個人的にめっちゃ好きなので久美子がしっかりと道を選んでいたのはぐっときました。

 本当にいい作品でした。

 

小市民シリーズ

 『氷菓』の米澤穂信先生による、学園ミステリ。

 人が死ぬようなことはありませんが、『氷菓』よりも事件性のある事件が起こるため、やや緊張感があります。

 その緊張感が、ヒロインである小佐内さんの魅力というか、怖さを引き立てているように感じます。甘いもの好きな小佐内さんの可愛さに、あの執念深さを足したのは本当に悪魔的。

 作画のクオリティが高いのも高評価。最近のアニメって作画クオリティの基準がどんどん高くなってきてますね。

 2025年4月から2期があるようで、今から楽しみです。

 

 

ネガポジアングラー

 何の気なしに観てみたら思いのほか好みに合ったオリジナル釣りアニメ。

 『放課後ていぼう日誌』、『スローループ』などもそうですが、釣りアニメがどういうわけか好きなのかもしれません。釣れた時のあの射幸心(?)が満たされる瞬間がいいんですよね。

 主人公の常宏は落ちるとこまで落ちたというようなダメ大学生で、その上病院で余命を告げられて自暴自棄に。その後なんやかんやで釣り人に助けられ、それをきっかけに釣りやアルバイトをすることに…。

 自分の今後に向き合うシリアスパートが最後にはありますが、それまでのただ釣りを楽しむだけのゆるやかな日常パートも好きです。仲間と何かをワイワイやるという趣味の幸せみたいなものを改めて噛みしめました。

 あと、舞台である東京湾周辺・月島あたりの風景も好きです。都会の喧騒を横目に、川や海をのんびり眺められる感じがいいというか。旅行で行った時に立ち寄ったんですが、少しでもその空気感を感じられてよかったです。

隅田川勝鬨橋周辺にて

 

劇場アニメ

トラペジウム

 アイドルに憧れたひとりの少女・東ゆうがメンバーを集めてアイドルを目指す、と言えばありそうな話ですが、そう甘くはありません。アイドルに”絶対に”なりたくてなりたくてしょうがないという、もはや狂気じみた東ゆうの夢がメンバーを巻き込んで至る結末は……という物語。

 なかなかエグみがあって変化球なストーリーでしたが、それゆえにどんな結末になるのか分からない緊張感もあり、この作品独特の味が出ていたように感じました。

 人間、余裕がなくなってなりふり構わなくなるとこうも尖ってしまうんやな……となりました。暴走して他人を傷つけてしまうのは反省すべきことですが、それほどの大きな執念を持ち続けられることはすごい。東ゆうという人間をしっかり描いたという点でいい映画だったと思います。

 

 

劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:/Re:Re:

 総集編のくせに面白いの、すごいです。

 もともとTVアニメ版が面白かったから観に来ているとはいえ、劇場の音響、さりげない新規パート、新曲主題歌、プロットの入れ替えなどの様々な工夫でここまで総集編を面白くできるものなのかと思いました。

 特にSTARRYでのライブ3曲目に『ドッペルゲンガー』を持ってきたのにはビビりました。総集編の新規パートにしては情報の重要度が高すぎる。完全にノーガードだったので劇場で声出そうになりました。

 続編のこととかあればなおよかったですが、まぁ気長に待ちましょう。

 

きみの色

 『けいおん!』、『リズと青い鳥』の山田尚子監督による音楽×青春映画。人が「色」で見えるというトツ子、思うところがあり高校を退学したきみ、親からの期待と本心との折り合いに悩むルイの3人が出会い、バンド活動を通して何が生まれるのか……という物語。

 自ら音楽を作って奏でるという特別感と、「自分は何者か」という青春の問いが、山田監督の秘めやかで丁寧なタッチにより描かれました。オリジナルの作品ということもあって、いわば山田ワールドが存分に発揮された映画になっていると感じました。

 また、音楽を担当するのは『リズと青い鳥』でも参加していた牛尾憲輔氏。山田監督の作り出す静かな空気感とそれを邪魔せず引き立てる音楽がやっぱりすごいです。テルミン(世界初の電子楽器)の音が聴けるアニメ作品というのも珍しい。サントラを聴くだけでもかなり映画の空気感を味わえます。

 いい映画でした。

 

2025年の展望

 スタジオカラーサンライズが交わったという『機動戦士 Gundam ジークアクス』が発表されており、2025年の1月には一部話数の劇場版が観られるということで今から楽しみです。他にも『ウマ娘 シンデレラグレイ』や『ユア・フォルマ』が楽しみな作品です。

 映画では『劇場版 魔法少女まどか☆マギカ〈ワルプルギスの廻天〉』がありますね。『プリンセス・プリンシパル Crown Handler』の続きもそろそろ欲しいところ……。

 

 それでは、次は音楽について振り返ります。

 

音楽

 これまではベストアニソンという形で振り返っていましたが、別にアニソンで縛らなくてもいいなと思ったので今年はあまりこだわらずにやります。

 自分が2024年によく聴いた、あるいはこれを聴くと2024年を思い出すという曲を集めたところ、全部で82曲になりました。

 埋め込みから聴く場合は音量注意です。

 

2024 My Music - playlist by tetchan | Spotify

 

 

OP賞:「僕は…」(あたらよ)

 『僕の心のヤバイやつ』第2期のOP。

 ピアノが入る曲がシンプルに好きというのもありますが、こういう曲のピアノって切なさが感じられて映えますよね。

 karte19ではこの曲の冒頭を市川がカラオケで歌うシーンからOPに繋がりますが、後半のポエトリーを含めて歌い切ったのならどんな気持ちになったのか気になります。ポエトリーってダイレクトに言葉を言うんで、恋の気持ちがまっすぐに伝わってあまりにもまぶしいんですよね。

 

ED賞:Scarlet(ダズビー)

 『メタリックルージュ』のED。

 テーマの重たさに合った暗めの曲で、ザ・エンディングという雰囲気が好き。ハスキーなボーカルも儚みがあっていいです。

 聴きすぎると心がざわつきますが、それもいいEDである証拠。秋に聴きたい曲です。

 

周辺曲賞:Re:Re:(結束バンド)

 今年は映画主題歌、キャラソン、挿入歌、ゲームソングなどをまとめて周辺曲としました。

 この曲は『劇場総集編ぼっち・ざ・ろっく! Re:Re:』のED。タイトルからしてこの曲をカバーしないはずがないとは思ってましたが、劇場で実際に聴いた時はほんまにあるんや……となりました。

 『Re:Re:』だと確定するまでの焦らしイントロもにくいですよね。そのおかげで確定したときにブチあがるわけですが。

 冷静に20年前に初出の曲で今なお盛り上がるというのもすごい話だと思います。そもそも「Re:Re:」ってメールの返信の返信って意味ですが、今やメールでやり取りするのも少なくなっており、その点でも時代を感じます。

 

ピックアップ①:私は雨(稲葉曇)

 カテゴリー分けが難しかったり、同じカテゴリーでいい曲が複数あったりしたので思い切ってピックアップとして挙げていきたいと思います。

 この曲は『ラグトレイン』などで知られる稲葉曇がプロセカに楽曲提供したものらしいです。

 曲の節々で流れるピアノのリフが印象的で、ポツリ、ポツリと雨粒が落ちていく様が音として表現されているように感じます。

 『私は雨』というタイトルも陰の趣があって好きです。MVもモノクロで、曇り空の下にいるような寂しげな感じがマッチしています。

 

 

ピックアップ②:ビビッド(tayori)

 どういう経緯で知ったかは忘れましたが、サジェストなどで新しいアーティストに巡り合えるのはSpotifyの醍醐味ですね。アーティストをディグった時に好みのヒット率が高いとテンション上がります。

 バンドサウンドで、テンポもよくサビが気持ちいいという理由でピックアップしましたが、この曲に限らず、綺麗なボーカルとメロディがめっちゃ好みです。

 来年にもう少し深堀りしたいです。

 

ピックアップ③:セツナヒコウキ(BURNOUT SYNDROMES

 友人から共有プレイリストかカラオケで教えてもらいました。

 心の叫びのようなボーカル、ドラマチックなメロディ展開、物語性のある歌詞など、好きなポイントが多い曲です。ギターでタメてからのサビがほんまに気持ちいい。

 BURNOUT SYNDROMESの曲は他にも『墜落/上昇』や『人工衛星』を今年聴きましたが、どれも「重力」をモチーフにしているように感じました。何かしらの共通したモチーフがあると、アーティストの味みたいなものが感じられていいです。

 

大賞:雑踏、僕らの街(トゲナシトゲアリ)

 今年の大賞はこの曲以外ありえないというぐらい聴いた気がします。それでも飽きが来ないのは不思議なところ。

 ぼざろがあれだけ流行った後、それでもまだガールズバンドものをやるというのも覚悟がいるものだと思いますが、しっかりと熱量のある作品になったと思います。

 トゲトゲの曲は全体的に早口なものが多いですが、思ったことを全部ぶち込んでいる感じがしていいですよね。思想の強さで戦ってる部分もあるので。

 ピアノが入っているのもありがたい。OPの37秒ぐらいのピアノパートは智ちゃんの浮かれ具合も相まって好きな人も多いはず。

 改めて、新曲くれ~~~!

 

 

 川崎が舞台ということで川崎競馬とコラボしたのも驚きでした。

 というわけで次は競馬の振り返りです。

 

競馬

 今年もそこそこ競馬しました。今年は藤岡康太騎手の悲劇や、相次ぐスマホ問題、ドウデュースの有馬記念直前取り消しなど、残念なニュースは去年よりも多かったですが、G1初制覇が多かったり、明るい話題もちゃんとあったという印象です。特に、ヴィクトリアマイルでの津村騎手のG1初制覇がブービー人気馬での勝利ということもあって印象に残っています(馬券は外れましたが)。

 それでは、ほかに印象に残っているレースを振り返っていきます。

 

安田記念(G1)

 香港最強馬ロマンチックウォリアーが殴りこんでくるということで盛り上がりました。去年は外国馬のG1参戦がフェブラリーステークスのシャールズスパイト、ジャパンカップのイレジンしかなく、ここまでの強豪馬がやってくるレースを観るのは初めてでした。

 そこまで強いならということで、ロマンチックウォリアーと、稍重適性がありそうだったソウルラッシュとのワイドで勝負。

 最後の直線はしびれました……。ステラヴェローチェとフィアスプライドにふさがれていた進路が開いた瞬間ロマンチックウォリアーが抜け出し、そこから誰にも抜かさせないという圧倒的な押切りでした。マクドナルド騎手のガッツポーズもカッコよくて印象に残りました。

 2着にはナミュール。前走のヴィクトリアマイルでは凡走でしたが、ここでは本領発揮。やはり叩き良化型なのかもしれないと感じました。

 ソウルラッシュは意地で3着に入り、馬券は的中。モレイラありがとう。

 

産経賞オールカマー(G2)

 エプソムカップで存在感を示したレーベンスティールが出走するということで注目のレースでした。そして相手を見てみると函館記念で穴をあけた逃げ馬アウスヴァールの姿が。近走に比べると距離は長い印象で、なおかつ乗り替わりでしたが、鞍上は田辺騎手。逃げたら上手い印象があり、トラックバイアスも前残りだと思ったので思い切ってレーベンスティールとのワイドで勝負しました。

 スタートしてみればレースはアウスヴァールのペース。4コーナーを曲がってからもしぶとく粘り、ひょっとしたら勝つんじゃないかというところまで行きましたが、レーベンスティールが狭いところから抜け出して一瞬の足で差し切りました。

 とはいえアウスヴァールは2着で馬券は的中。今年のレースで一番妙味のあったワイドだったと思います。ダメもとでやってたので馬連を買ってないことを後悔しました。

 

マイルチャンンピオンシップ(G1)

 安田記念に続いて、今度はアイルランドからチャリンが殴りこんできました。ロマンチックウォリアーのおかげで海外馬はめちゃくちゃ強いという印象を持っていたので、安易に本命にして複勝勝負をしてしまいました……(某お笑い芸人と本命ソウルラッシュが被ったため変えたというのもあります)。

 結果はソウルラッシュの圧勝。2~5着はタイム差なしの接戦でしたが、チャリンは出遅れに加えて外を回ったこともあって5着。こういう負けが一番モヤモヤします。

 ソウルラッシュ鞍上の団野騎手は巡ってきたチャンスをしっかりとものにしてさすがでした。早すぎるガッツポーズは、もはや清々しくて好きです。

 

チャンピオンズカップ(G1)

 国内ダートG1級競走5連勝の怪物レモンポップの引退レースということで注目の一戦でした。1番人気は当然レモンポップで、2番人気は昨年12番人気ながら2着に激走したウィルソンテソーロ。強いのがバレるとこんなにも人気するようになるんやな……と感じました。ところが、昨年9番人気で3着に激走したドゥラエレーデは今年も9番人気。これを買わない手はないということで、1~4番人気の馬にドゥラエレーデとスレイマンを足した6頭の3連複BOXで勝負しました。

 結果はレモンポップがウィルソンテソーロの猛追をハナ差凌いで優勝し、有終の美を飾りました。そこにドゥラエレーデがまたもや3着に来て昨年と1~3着が全く同じに。そんなことある?

 レース後公開されたジョッキーカメラには坂井瑠星騎手がレモンポップを「がんばれ!」と鼓舞する声が入っており、話題になりました。人馬一体となって引退レースを勝利で飾るの、さすがにカッコよすぎる。

 

ジャパンカップ(G1)

 結果的にドウデュースのラストランになってしまったジャパンカップ秋の天皇賞を圧倒的な末脚で優勝し、期待が高まる中、ディープインパクト産駒の最高傑作とも言われる海外馬オーギュストロダン、今年の2冠牝馬チェルヴィニア、昨年の有馬記念で1着を争ったスターズオンアースといった強豪との対決に注目が集まりました。

 スタートして、ドウデュースは確立した追い込みスタイルで後ろから。明確な逃げ馬が不在の中、ハナを取ったのは凱旋門賞に挑戦した3歳馬シンエンペラー。そのままの隊列で落ち着くかと思いきや、昨年の菊花賞馬ドゥレッツァがまくるようにして先頭へ。この時点で1000m通過は62秒とかなりのスローペース。こうなると前を行く馬が有利だが……。

 3コーナーの時点で後ろから2番目の位置にいたドウデュースは、4コーナーで位置をあげ、直線で後は前を抜き去るだけという構え。残り400mを過ぎたあたりで他馬の走りを残像に変える勢いで先頭に立ち、後続の追随も振り切ってゴール。展開不向きも関係なく、ただただ純粋な強さ、速さで優勝。

 もう誰にも負けないような強さを目の当たりにしました。ダービーであのイクイノックスを負かした実力は本物でした。

 欲を言えばあと一走、有馬記念で秋古馬三冠を観たかったですが、しょうがない。

 ありがとう、ドウデュース。

 

第69回有馬記念 中山競馬場にて

 

終わりに

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後はいつもの回文で締めたいと思います。それでは、よいお年を~!

 

研ぎ師フカマル、摩訶不思議と。

 

 辰年だったということで。

 

 

 

 

2023年のエンタメ振り返り

 あけましておめでとうございます。今回は競馬振り返りを先に書いたので遅くなりましたが、2023年のエンタメ振り返りをしていきます。

 文中の今年は2023年を指します。

 

 

アニメ

TVアニメ

 2023年に放送されたTVアニメから、4作品を振り返っていきます。

 

お兄ちゃんはおしまい!

 上品になりすぎた現代に一石を豪速で投じたアニメ。『無職転生』のスタジオバインドが全力で萌えを描き切りました。2023年冬はこの作品の一強だったと思います。

 何というか、ここまでやりたいことに振り切ったアニメはそんなに無い気がする。欲望に忠実というかそういった熱量が伝わってくると、話のネタがけしからんとしてもいいアニメだなと感じてしまいます。動きまくるEDも印象的で、そういった気合の強さを存分に感じる作品でした。

 あと、”おしまい”には”お終い”と”お姉妹”が掛かっていると個人的に思ってます。

 

ウマ娘プリティーダービー ROAD TO THE TOP

 厳密にはTVアニメではないですが。

 自分が今年競馬にハマったということもあり、より面白く感じました。クラシック一戦目、皐月賞の当日に1話を公開するの、完全にわかってますよね~。

 これまでのTVアニメ版のウマ娘とはまた少し違った雰囲気で、全体で4話という構成も短めでしたが、ピークで気持ちよく終わったのでそれでよし。やっぱり敗北にめげずに頑張って最後に勝つ、っていう流れが一番感動します。

 キャラクターデザインは『恋する小惑星』の山崎淳氏で、単純に氏の描く顔が好きだということもあるかもしれません。アヤベさんもカレンチャンもいつにもまして顔が良かったように思います。

 OPも印象的で、サビでターフに吹く風になるとこの疾走感あるカメラワークが特に気持ちよかったです。あとシンプルに曲が好き。

(サビ直前から始まります)

 

【推しの子】

 俺たちの動画工房が大覇権を取りに来ました。もう覇権過ぎて逆張りたいレベルの覇権だと思います。もう世の中で『アイドル』を聞いたことがない人いないんじゃないか?絵良し、曲良し、話良しでもうシンプルに覇権。なんでもかんでもYOASOBIやんけ~~~と思いつつも結局答えすぎて何も言えないです。

 OPに注目しがちですが、ED『メフィスト』も負けないほどの影響力があり、去年で言うところの『花の塔』ばりにミーム化も見られました。何かオチが着く映像にEDのイントロを流して雰囲気出すやつです。

 このEDのイントロを本編にかぶせるやつ、同じ平牧監督の『恋する小惑星』でもやってて好きだったので自分は後方で腕組して頷いてました。横長画角な点もいいですね。

 第2期が決まってるのも楽しみです。黒川あかねさんには幸せになって欲しいんですがどうなんでしょうか…。

 

星屑テレパス

 今年のきららはこれだけでした。

 独占配信というところだけがもったいなかったですが、そのおかげかクオリティは高かったので満足はしました。自分はテレビ放送を録画して観る派なのでなんとか。

 自分の居場所を求めて宇宙を目指す少女・海果が宇宙人の少女・ユウと出会い、ロケット製作を試みる…と言えばきらららしいファンタジーさがありますが、思ったよりもちゃんと理系的にロケットを作ろうとしていて、そこは部活動ものらしい現実感がありました。

 特にロケット製作の理系担当・雷門さんはきらららしからぬトゲトゲぶりで、女子高生間じゃなかったらパワハラになってたと思うレベルでした。それにもめげずに雷門さんを仲間にして部長としての役目を果たした海果は本当に偉い。

 その点、常識人枠の遥乃ちゃんは見てて安心できる存在で助かりました。彼女がいないとチームの先行きは明るくなかったはず。マジでありがたい存在。

 あと、ユウの能力でおでこをくっつけて相手の心を読む”おでこパシー”というものがあるんですが、これがこの作品の最大の天才ポイントだと思います。結局そういう触れ合いって、萌えるんすよね…。

 

劇場アニメ

グリッドマンユニバース

 最高。いろいろ最高だったはずなんですが、いざ思い出してみるとエンドロール最後の「原作 グリッドマン」にすべて持っていかれました。また観ます。

 

劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス PROVIDENCE

 サイコパスって面白れぇ~~~~~です。時系列的には2期と3期の間で、3期で常守さんが捕まってた理由がここで判明しました。サイコパスで観たいこと全部観れた気がします。また全編通して観たい気分ですが時間がね…。

 冷静にこの映画の内容を3期で明かさずに終わったの凄すぎる。もともとそういう予定やったんか?それにしては3期から結構時間経ったけど。

 常守さんのシビュラシステムへの距離感って盲信とも拒絶とも違って絶妙でしたが、そこの考え方がしっかりと描かれていたのがやはりよかった。常守さん、法に対する思想が強火やねぇ。

 あと慎導父がイケオジすぎて惚れました。そして凛として時雨が良すぎて神でした。

 

青春ブタ野郎はおでかけシスターの夢を見ない/ランドセルガールの夢を見ない

 やっぱり青ブタっていいんですよね。

 ”おでかけシスター~”では、”花楓”の進路に関する問題が扱われました。今回は特に思春期症候群が出てくることはなかったですが、”かえで”とはやはり異なる”花楓”の進路はどっちだ、ということで間接的に扱っていました。

 進路を真剣に考える学生が一番好きなのでほんまにこういう話をしてくれてありがたかったです。自分と向き合う瞬間ですからね。

 ”ランドセルガール~”では咲太自身に重点を置いた話が展開されました。せっかく家族が再集合できそうになっていたのに、咲太がちょっと前の麻衣さんのように誰からも見えなくなってしまう…。特に母親から、家族からスルーされるのはやはりしんどかったです。家族とはちゃんと向き合った方がいい。

 それはそれとして麻衣さんと咲太の関係がどんどん進んでて震えました。婚姻届って何事?世の中の恋愛ってそんなに展開早いんか?

 あと、これはうろ覚えですが咲太が校庭で麻衣さんを呼ぶシーンで1期のBGMメロディを持ってきてたのが良かったです。

 

アリスとテレスのまぼろし工場

 「主題歌:中島みゆき」でさすがに鑑賞。このタイトルでアリスもテレスも出てこなくて攻めてました。

 岡田麿里監督って人間の”血”の通った恋愛を描くのが上手いと思ってるんですが、今作はそれが十二分に発揮されていたと思います。どうしようもない恋心というか、本能、欲望、煩悩のような衝動的な恋。痺れましたね~~~。

 まぁその分「”俺は”好き」って言いたくなるような感じのドロっとした作品のような気はします。そこがいいんですが。

 中島みゆきの主題歌『心音』も作品にしっかり寄り添ってて沁みました。中島みゆきのアニソンが存在する日が来るとは。作中の時代にも合いつつ、かと言って古臭いわけではないというのが凄いところ。

 アンニュイな雰囲気の榎木淳弥と何考えてるかわからん上田麗奈久野美咲の幼女が好きなオタクは是非。ネトフリで観れるらしいです。

 

2024年の展望

 ここで挙げた以外に、今年は”ユーフォ”や”ニジガク”の短編がありましたが、来年はどちらも続編があるということで楽しみです。それに加えて『ゆるキャン△』も3期がありますし、”シャニマス”のアニメ化もなんだかんだ楽しみにしてます。

 映画だと山田尚子監督の『きみの色』が楽しみです(去年も触れた気がしますが結局2024年になるらしい)。

 そういえば『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』の古川監督の”ラブコブラ”というか”タイトル未定作品”は全く音沙汰ないですがそろそろ何かあって欲しいですね。

 

 それでは、次はアニソン振り返りです。

 

音楽

個人的2023ベストアニソン

 今年もやっていきます!今年は特別賞はなしで、ノミネートは全部で73曲になりました。

 埋め込みから聴く場合は音量注意です。

 

 

OP賞:点と線(伊藤美来

 『星屑テレパス』のOP。

 宇宙がテーマということで、夜の静かな感じの始まりが印象的でした。最初の音も、点と線というタイトルらしくモールス信号みがあってグッド。そもそも点と線というタイトル自体が、星座や人と人の繋がりを連想できていいですよね。

 OP映像と合ってたのも良かったです。サビ前でみんなの手が重なり合うとこが好き。OP映像だけでも配信してくれ~~~!

 

ED賞:メフィスト(女王蜂)

 『【推しの子】』のED。

 やっぱりこれになりました。曲の良さに加えて、イントロ被せといったエンディング性能が高いとED賞をあげたくなります。

 女王蜂の曲を普段聴くわけではありませんが、『犬王』での歌唱も然り、やはりボーカル・アブちゃんの支配力とも言える歌唱力には圧倒されます。サビでめっちゃ高音歌った後に「星に願いをかけて」と低音で締めるとこが好きです。

 

劇場作品主題歌賞:心音(中島みゆき

 『アリスとテレスのまぼろし工場』の主題歌。

 イントロの雰囲気と流れ始めるタイミングがバッチリだったのが印象的でした。中島みゆきがアニメ映画の主題歌を担当したという驚きだけでもポイントは高いですが、それだけに収まらずしっかりと映画のための曲になっていました。

 

 これとは関係ないですが、今年は3月に北海道の余市蒸留所に行ったり(連ドラの『マッサン』の聖地。中島みゆきが『麦の唄』で主題歌を担当)、競馬ではスターズオンアースが活躍したり(個人的に応援するとき『地上の星』を聴いてた)など、中島みゆきに触れる機会がちらほらあったような気がします。

 

キャラクターソング賞:光の中へ(結束バンド)

 キャラソンというかなんというかという感じですが、この曲のおかげでぼざろが2022年だった気がしないんですよね~。もうあれから1年経つのか…。この曲は結束バンドLIVE-恒星-で初披露された曲ですが、このライブもやはりよかったです。青山吉能があの曲のイントロを弾きだした時はさすがに声出ました。

 この曲もちゃんと結束バンドの曲という感じがして好きなんですが、これまでいろんなアーティストが作曲して提供してるのに、どの曲にも結束バンドっぽさが共通してあるというのもなかなか不思議な気もします。これがボーカルあるいは編曲の力なのかもしれません。

 来年は劇場総集編があるので、映画館の音響でライブシーンを観るのが楽しみです。

 

周辺曲賞:優しさの記憶(鹿乃

 ブルーアーカイブからはこの曲。

 もうすっかりプラナちゃんの存在が当たり前になってますが、今年新登場だったんですよね…。つまりこの曲がラストを飾った最終編も今年の出来事。感慨深い。

 ブルアカってBGMもいいんですが、歌もすごくいいのは隙が無い。作曲はテーマ曲『Constant Moderato』や、いまやブルアカをやってなくても知ってる人が多い『Unwelcome School』を生み出したミツキヨ氏。ブルアカの音楽を支えまくっとる。

 最終編はあくまでブルアカの終わりではなく、ひとつ区切りをつけて次に行こうとするストーリーでしたが、この曲もその空気感をしっかりと表していたように思います。別れの寂しさはありつつも、これまでの想い出を胸に次へ向かう。卒業ソングのような。この曲のキャラ歌唱バージョンが来たらやばいかもしれん。

 

 そういえば、最終編の時には連合作戦イベントで色彩と戦うことがありましたが、これってgradation(色彩)とgraduation(卒業)が掛かってるんじゃ…という解釈があって結構好きでした。ただ、どうやら英語版で色彩はChromaというらしいです。

 

過去作賞:逆光(坂本真綾

 これと『色彩』(坂本真綾)をちょくちょく聴いてました。FGOはやってませんが。

 別に2023年に関連した何かがあったわけではないですが、シンプルに気に入って聴いた回数が多かったということで選定。坂本真綾の歌って何かリピートしたくなるのが多いんですよね。この曲はAメロの譜割りが難しめに感じますが、それがサビでノリやすくなるのが緩急あっていいです。

 あと、今年の曲だと『体温』も結構リピートしました。『躍動』がかなり好きで、それと同じ作曲(古閑翔平(ユアネス))だったというのもあります。

 

大賞:刹那の誓い(feat.由崎司)(Neko Hacker)

 『トニカクカワイイ(シーズン2)』のOP。途中のギターパートが好きすぎてコレ。

 『トニカクカワイイ』は1期も現代的なOPでなかなか攻めてましたが、この曲もそれに負けない強さがありました。途中のギターパートでタイトル出てくるのまぁカッコいいんすよね~~~!

 Neko Hackerの曲はこれまでもちょくちょく聴いてましたが、やっぱりこの曲のギターが段違いで好きかもしれん。なんというかコブシを感じる。

 トニカク、一聴の価値アリ。

 

 以上、個人的2023ベストアニソンでした…!

 

終わりに

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後はやはり回文で。

 

 

  持たせるは杵。マリルリ招き春、瀬田も。

 

 

 卯年だったということで。

 

想い出たち抱えてゆく これからずっと

 

2023年 競馬振り返り

 振り返りの季節がやってまいりました。いつもならエンタメ振り返りとしてアニメなどの話をするところですが、その前に今年は新たにハマった趣味、競馬について振り返っていきたいと思います。来年もするかはわかりませんが、後学のためにも記録として残しておきたいと思います。

 

 

前日譚

2021日本ダービー

 思い返せば、ウマ娘リリース年である2021年、1回だけ競馬に触れた機会がこれでした。どんな馬券を買ったかは忘れましたが、エフフォーリアを重視しつつもシャフリヤールやステラヴェローチェを軽視して外してたような気がします。この年はこれで「競馬はやるもんじゃねぇな」と思ったのか、別にハマることはありませんでした。

 

2023北海道旅行

 そして時は流れて2023年3月、北海道旅行で訪れた帯広競馬場が初の現地競馬となりました。ばんえい競馬が最初というのもなかなかアレですが、予想してレース見て一喜一憂してまた予想するというループの時間はかなり楽しかったです。ばんえい競馬なので馬のスピードに合わせて動きながら応援できたのもよかった。

 この日、竈門炭治郎をこよなく愛する友人が横にいて、タンジロウという馬が出走していたので、「買うしかねぇよなぁ」と単勝(9.4倍)を買ったらホンマに当たってビビりました。サイン馬券って存在します。

 

本編

 旅行が終わって3月下旬、ばんえい競馬に行ってきた話を大学の友人にしたら、直近の大阪杯の現地観戦に行こうという話になり、中央競馬に参戦することに。たぶんこれが全ての始まりだったと思います。

 

4/2阪神3R:3歳未勝利戦

 大阪杯現地観戦。メインレース前のこのレースが印象に残ってます。このころはまだnetkeibaの存在さえしらず、現地で買った競馬新聞の印を頼りに馬券を買ってました。

 このレースでは印のついた馬が11頭中6頭ぐらいで、「◎と〇と、ちょっとぐらい△のやつも入れるか」ぐらいの気持ちで人気も見ずに3連複4頭ボックスを買ったら本当に当たり、さすがに脳汁出ました。この時入れたジョータルマエは紙面上では△(うろ覚え)で、「ホッコータルマエの子どもか~。知ってるし入れよ!」ぐらいの気持ちでしたが、これが最低人気だと知ってたら買ってなかったと思います。さすがにビギナーズラック。ウマ娘に感謝ですね。

 

大阪杯

 そしてメインレース。一回も馬券内を外したことがない&名前が地上の星っぽくていいという理由でスターズオンアース(ぬいぐるみも買った)の応援馬券と3連複7頭ボックスを買いましたが、10番人気ダノンザキッドを入れ損ねて負け。残念。この時の1着ジャックドールの鞍上は武豊(知ってる)で、「やっぱり武豊ってすごいんやなぁ」と確かに思い知りました。スターズオンアースもちゃんと2着には来てくれてよかった。

 結局この日の収支はマイナスでしたが競馬の楽しさを知ってしまった一日でした。

 

桜花賞

 難波の方に用事があり、ウインズで買いました。現地ほどではありませんが人が多くて活気があり、また紙の馬券を買えるというのもネットで買う競馬にはない良さでした。

 この時はリバティアイランドが飛ぶかもしれないという恐怖(今思うと謎)からハーパーの複勝に重きを置いてちょびっとだけ買いました。スタートしてリバティは結構後ろの方になってこれはホンマに飛んだか?と思ったら最後あり得ない末脚で勝ってビビりました。なんで信じなかったんだ。

 この後ジョッキーカメラで川田将雅がリバティのことをお嬢さん呼びしてることにツボり、それと共に去年のリーディングジョッキーだったことも知り浅学を恥じました。

 

皐月賞

 この日は家で観ました。桜花賞の時と違って一強ムードではなく、広げて買って当てる自信も無かったのでリーディングジョッキー川田将雅を信じて10番人気ながらもダノンタッチダウン複勝を買いました。

 観てたら最後の直線シンガリで啞然としました。そんな負けることある?距離適性が重要ということを学びました。

 また、勝ったソールオリエンスのジョッキーカメラも印象的でした。勝った瞬間の横山武史の叫びが気持ち良すぎ。

 

天皇賞(春)

 ポケサー時代の友人たちとリニューアルした京都競馬場に観に行きました。大阪杯以降、競馬新聞の読み方やnetkeibaの存在も知り、桜花賞皐月賞の負けを経て少しは馬選びの仕方を学んで臨めたと思います。

 古馬の対戦ということで戦歴から距離適性や実力も判断しやすく、3連複のフォーメーション(以下FM)というややウマぶった馬券を買いました。菊花賞阪神大賞典ともに2着で今回は皐月賞と違って距離適性に問題はないということで、またもや川田将雅を重視してボルドグフーシュを軸に、相手6頭で買いました…。結果は1着ジャスティンパレス(ルメール)でボルドグフーシュは6着。相手に選んだ6頭から3頭馬券内に来てたので3連複ボックスにすればよかったと後悔。長距離の川田はそうでもないと学びました。

 この日、タイトルホルダーの跛行やアフリカンゴールドの心房細動があり、ヒヤリとしましたが何とか無事でよかったです。ライスシャワーサイレンススズカについての知識は多少あったので、そうならなくて本当によかった。

 終わったあとの鳥貴族ではリベンジを誓いました。

NHKマイルC

 春天の時に一緒に行った競馬有識者が「やらん方がいい」と言っていたので、武豊オオバンブルマイ、川田のダノンタッチダウン、D.レーンのカルロヴェローチェのワイド3頭ボックスだけ買いました。結果はこの順で3,4,5着。ダノンタッチダウンがちゃんと掲示板に来たのは少し嬉しかったです。勝ったシャンパンカラーはドゥラメンテ産駒。リバティアイランドもそうですが、産駒のすごさを学びました。

 

ヴィクトリアマイル

 ここまで川田を買いまくってた僕ですが、ここに来てようやく馬の実力で選ぶことを覚えました。大阪杯2着のスターズオンアースを軸にして、相手3頭(上位人気のナミュール、ソダシ、ソングライン)の馬連流し、ワイド流しと、「安田記念勝ってるのに4番人気は低いやろ」ということでソングラインの単勝を買いました。あと一応川田のルージュスティリアの複勝も買いました。

 結果、ワイドとソングラインの単勝が当たり、ネットで馬券を買いだしてから初的中!まぁ上位決着だったので大勝ちというほどではありませんが、やっぱり当たると嬉しいです。この日飲んだビールは美味かった。

 古馬GⅠ、そして東京マイルが好きになりました。

 

オークス

 牝馬三冠レース二冠目。リバティアイランド(川田)に注目が集まりますが、マイラー説にビビって軸にできず、リバティ抜きのワイド5頭(2000mの経験があったハーパー、ゴールデンハインドなど)ボックスを買いました。

 結果はリバティアイランドの圧勝。3着に来た穴馬ドゥーラも買えず負け。

 なんでリバティ信じなかったんだ。

 まぁダノンタッチダウンのこともあるので距離延長で慎重になること自体は悪くなかったと思います。

 また、今回のオークスは上位7頭中ドゥラメンテ産駒が2頭、キタサンブラック産駒が3頭となり、血統ってあるんやなぁと改めて印象に残りました。

 

日本ダービー

 クラシック二冠目。皐月賞な鮮やかな末脚が脳裏に焼き付いていたのと、エフフォーリアで獲れなかったダービーをここで獲ってほしいと思ったのでソールオリエンスを軸にしました。3連複FMで2列目スキルヴィングとファントムシーフ、3列目ほぼ全頭みたいな感じの馬券を買ったと思います。

 結果はタスティエーラが優勝。テン乗りは来ないと思ってましたがさすがはD.レーンです。ソールオリエンスも最後頑張って突き抜けましたが届かず…!

 また、相手として重視していたスキルヴィングは最後方で何事かと思ったら入線直後にあんなことに……。ダービーでもこういったことが起こるのか……と痛感しました。

 ただただご冥福をお祈りするばかりです…。

 

安田記念

 ヴィクトリアマイル以来の東京マイル。これも古馬GⅠということで、ヴィクトリアマイルでの経験を生かす時が来ました。

 なんだかんだ言って結局上位決着するだろう、またヴィクトリアマイルで大外から2着にまで来たソダシが内枠に入ってしかも鞍上が川田なら馬券内は固いだろう、過去2年の安田記念で馬券内のシュネルマイスターもさすがに強いだろうという予想のもと、シュネルマイスターからの相手3頭(ソングライン、セリフォス、ソダシ)馬連流しと、ワイド1点(シュネル、ソダシ)を買いました。上位人気厨ですね。

 結果はソダシ7着、シュネル3着…。なんで?それならせめて1~4番人気の3連複ボックスでいいやん。あまりにも馬券が下手すぎました。今回の川田はさすがに大丈夫やと思ったんですが。ソングラインが強すぎました。さすがにヴィクトリアマイルに続いて連覇は出来すぎだろうと思って今回は単勝買ってません。セリフォスはシュネルマイスターとタイム差なしの2着。ダービーに続いてまたしてもD.レーンにわからされました。

 今年最も馬券を買い直したいレースはコレです。

 

エプソムC(GⅢ)

 競馬での負けは競馬でしか晴らせない。

 安田記念の負けを引きずって、ここで初めてGⅢに手を出しました。GⅠでは強い勝ち方をした馬を選ぶことが多かったですが、今回はGⅢということで抜け出た存在は特におらず、GⅠやGⅡで惜しい負け方をした馬、枠や脚質的に有利な馬を見極めて選びました。

 そうして信じたのは、毎日王冠マイルCSで善戦していたジャスティンカフェと、内枠で先行できそうなマテンロウスカイ。その他の相手も含めて馬連FMだけ買いました。

 結果はジャスティンカフェ1着、マテンロウスカイは3着で、2着のルージュエヴァイユ(買ってない)とはタイム差なしでした。

 安田記念とまぁ同じ負け方。大人しくワイドにしとけば…。次の東京マイルはまずワイドを買おうと決意しました。

 

宝塚記念

 上半期で最後のGⅠ。ここで外せば次のGⅠは10月までなし。また、世界最強馬の呼び声高いイクイノックスが走るということで阪神競馬場まで現地観戦に行きました。

 安田記念エプソムCと続いて馬連を外していた僕は、イクイノックスならまぁ連対は固いやろということでこの馬からの馬連10頭流しと3連複FMをガミ覚悟で買いました。穴期待で実力の割に低人気だと判断したプラダリア(16人気)やジオグリフ(11人気)も入れて準備万端やと思っていたら……。

 結果はイクイノックスが後方からの見事な差しで1着。2着との着差はわずかでしたが、さすがは世界最強。これは当たったと吠えてたら掲示板の2着には知らない数字が。

 2着、6番スルーセブンシーズ。

 買ってないよ。阪神開催の秋華賞マーメイドSも二桁着順やったやん……。馬も成長するということを痛感しました。鞍上の池添謙一もやはりグランプリ男と言われるだけはありますね……。

 外すくらいならイクイノックスの単勝でいい。そういうレースでした。

 

夏休み

 宝塚記念後はしばらく中央競馬のGⅠはなく、GⅢや大井のJpn1でちびちびやってました。帝王賞CBC賞プロキオンSジャパンダートダービーなど。

 特にメイショウハリオの帝王賞連覇やミックファイアの南関東クラシック三冠にはしびれました。地方競馬も見応えありますね。

 

北九州記念(GⅢ)

 大学の友人と福岡へ旅行に行くことになり、それなら小倉も行けるやんということで行ってきました。ちょうどフリーパスの日で入場料無料だったのがアドでした。

 北九州記念は短距離のハンデ戦ということで、そこまで上位決着しないだろう、また夏負けしなさそうな馬がいいだろうという予想のもと、前走7月のCBC賞で強かったジャスパークローネ(5番人気)を本命にしました。そして、馬連を当てたくてしょうがなかった僕の馬券はこちら。

15番ジャスパークローネ応援、馬連全頭流し

 馬連全頭流し。宝塚記念引きずってますね。切った馬こそ来るかもしれないという恐怖。まぁこれでも当たればガミにはならないのでいいでしょう。後は全力で応援するのみ。

 最後の直線、周りの誰よりも「残せ!!!!!」と叫んだ自信があります。

 結果はジャスパークローネ1着、2着は1番人気のママコチャ。

 ついに当たりました……!う、嬉しい!まぁ、全頭流しのうちで一番安い決着にはなりましたが、ジャスパークローネの単勝も当たったので言うことはないですね。

 この後博多で食べたラーメンは美味しかったです。

 

秋に向けて

 北九州記念後、しばらく競馬はしていませんでしたが、秋のGⅠに向けた前哨戦ということで9月のGⅡはちらほら観ていました。

 特に印象に残ったのはオールカマーです。春天の時に跛行で力を出せなかったタイトルホルダーの復帰戦。スタート後、タイトルホルダーが綺麗に逃げて序盤から歓声が起こっていたのがよかったです。復帰を待ち望んでた人の多さを感じました。

 結局タイトルホルダーは2着となりましたが、4コーナーを曲がってきてからのしぶとさは本当にさすがでした。1着ローシャムパークとのワイドを買ってたので気分も良かったです。

 

スプリンターズS

 そして10月。秋のGⅠ戦線最初の戦いは短距離から。

 北九州記念でお世話になったジャスパークローネが出走するということで、なりふり構わずこの馬を本命にしました。この時の印は◎ジャスパークローネ、〇ママコチャ、▲ナムラクレア。結構頑張って絞りました。

 ジャスパーがしっかりスタート決めてハナを取り切り、先頭で曲がってきて後は残すだけ――!

 結果はジャスパークローネ4着、ママコチャ1着、ナムラクレア3着。馬券はジャスパークローネが馬券内に来る前提のものしか買ってなかったので外れました。

 うーーーーーん、絞り過ぎました。見立ては悪くなかったんですが。買い方で負けた時が一番やるせない気持ちになります。

 

毎日王冠(GⅡ)

 エプソムC以来の東京マイル。安田記念での激闘を見せたソングライン(1人気)とシュネルマイスター(2人気)にやはり注目が集まります。メンバーレベル的にもこの2頭が馬券外になることはないだろうということで、エプソムCでの反省を活かしてワイド1点勝負に出ました。

 シュネルはいつも通り後ろの方から、ソングラインはいつもよりかはやや後ろな印象。最後の直線、2頭とも仕掛けようとするが、残り400mで前に横長の壁が……!!シュネルは一旦後ろに下がって外に出したが行けんのか???

 結果はソングラインが2着、シュネルが3着でした。あぶね~~~。この展開でも3着に来れるのがシュネルマイスターなんですよね。1着の4番人気エルトンバローズは内内を通って、いい立ち回りでの勝利だったと思います。

 結局当たったワイドは安かったですが、当たりは当たり。ここにきて安田記念エプソムCの無念を晴らせました。

 

秋華賞

 牝馬三冠最終戦。リバティアイランドの雄姿を見届けるべく春天と同様のメンツで現地参戦しました。さすがにここまで来たら本命はリバティアイランド。観戦後の焼肉も予約して準備完璧で臨みました。

 毎日王冠で味を占めたというのもあって、馬券はリバティアイランドと2番人気ハーパーのワイド1点勝負。相手選びは直前まで迷いましたが、やはりオークスで好走しているのと鞍上ルメールということで信じることに。

 スタートは両者とも悪くなく、リバティは4コーナーで位置を上げて勝利を確信。切り替えてハーパーを見てみると直線で5番手ぐらい。こっから行けんのかと思ったら残り100mぐらいで2番手に。これはもろたでと思ったら後ろからもの凄い勢いでマスクトディーヴァが突っ込んできて、さらにオークス3着のドゥーラも忍び寄る……!!!

 「ルメーーーーーーーーーーーール!!!!!」気づけばそう叫んでいました。

 結果はリバティ1着で、なんとかハナ差でドゥーラを凌いだハーパーが3着。やっぱり信じるべきはルメールなんですよね。

 この後の焼肉はいつもより美味しかったです。

 

富士S(GⅡ)

 再び東京マイル。毎日王冠ほど豪華メンバーではなかった印象ですが、安田記念で好走していた4番人気レッドモンレーヴを本命軸に3連複FMで勝負しました。この時1番人気だったのはナミュールですが、買いつつも軸にはせず。正直これまでの走りでいいイメージを持てなかったのと、乗り替わりということであまり信じられなかったというのもあります。

 しかし結果はナミュール1着。鞍上モレイラの強さをここで思い知りました。それでもレッドモンレーヴは2着に来て、3着6番人気ソーヴァリアントもしっかり買えてたので馬券は的中!これが年間で一番払い戻し率が高い馬券でした。

 

菊花賞

 クラシック三冠最終戦。これも先週の秋華賞に続いて京都開催だったのでまたもや現地参戦しました。皐月賞馬ソールオリエンスとダービー馬タスティエーラの二冠を賭けた戦いでしたが、横山武史の雄叫びをまた聴きたいという思いから本命はソールオリエンス。父キタサンブラックはここでGⅠ初制覇したし距離は持つだろうと予想、同様の理由で父にサトノダイヤモンドを持つサトノグランツ(川田将雅)も戦えると考え、この2頭のワイドで勝負しました。ルメール騎乗のドゥレッツァ(父ドゥラメンテ)も怖い存在ではありましたが、大外かつこれまで2200mまでしか走っていないということで外しました。

 そしてスタート。ダービーで逃げを見せたパクスオトマニカがハナを行きそうだと思っていたら、いきなり後ろからピンク帽子のドゥレッツァがやってきて先頭に。これで早速どよめきました。向こう正面に行くころにはパクスオトマニカあるいはリビアングラスが先頭に立ってこのままドゥレッツァは沈むかなと思いきや、内目から直線に入ると余裕の手ごたえで先頭を交わしてそのまま1着でゴール。ドゥラメンテ産駒最強過ぎ。ソールオリエンスも外から頑張りの差しで3着でしたが、サトノグランツはついて行けず10着……。

 長距離の川田はそうでもないという春天での学びを活かせませんでしたが、それ以上にルメールのすごさを目の当たりにしました。GⅠは自動的にルメールを買った方がいいらしいです。

 

天皇賞(秋)

 宝塚記念で世界最強の走りを見せたイクイノックスの連覇が懸かる戦い。昨年は大逃げを打ったパンサラッサを天才の一撃で捕えた彼ですが、今年はどうか。イクイノックスを負かしたことのある馬は世界で2頭しかいませんが、そのうちの1頭であるドウデュースとのダービー以来の再戦ということで注目が集まりました。

 しかし、ドウデュースの鞍上、武豊がメインレースの前に怪我をして急遽戸崎圭太に乗り替わるというアクシデント。相手候補だったスターズオンアースも直前でレースを回避しており相手選びに困りましたが、鞍上が川田の時に全て1着というプログノーシスを相手にしてイクイノックスとのワイド1点勝負にしました。

 安田記念以外すべて芝2000mにこだわってきたジャックドールがいつも通りハナを行き、2番手にガイアフォース、イクイノックスは3番手からの追走という形になりましたが、昨年のパンサラッサよりは差がついておらず、そこまで飛ばしてないんかなと思いきや、1000m通過は57.7秒とめちゃくちゃハイペース。去年のパンサラッサは57.4秒で2番手と10馬身以上は差をつけていましたが、今年はジャックドールが同じようなぺースで飛ばしたのに2番手はすぐ後ろ、3番手イクイノックスとも5馬身程度しか差がついていませんでした。直線に入ってしばらく、前を行っていたジャックドールとガイアフォースが沈んでいく中、イクイノックスは信じられないほど伸びてきてそのまま天賦の才ですべてを蹴散らしてしまいました。ほんまに強い。コースレコードも飛び出して改めて世界最強たるその力を示しました。

 相手にしたプログノーシスは最高方からの競馬でしたが、前が沈む展開だったこともあってなんとか3着に入ってくれました。川田ナイス!

 

悪夢の11月

 毎日王冠富士S秋天など、そこそこ当てられて回収率100%超えも見えてきた頃合いでしたが、ここに来て急に当たらなくなりました。

 みやこS(GⅢ)はセラフィックコールを信じ切れず負け、エリザベス女王杯は2着のルージュエヴァイユを切って負け、マイルCSはセリフォスもシュネルマイスターも飛んで負けました。そこそこ買った割に的中率0%(ネット購入分)という体たらく。結局11月は現地参戦したジャパンカップだけしか当たりませんでした…。

 

ジャパンカップ

 世界最強イクイノックスvs三冠牝馬リバティアイランドという、大注目の頂上決戦。それだけでなく、秋天から続けてドウデュースとダノンベルーガ秋天を回避した完全馬券内牝馬スターズオンアース、春天でのアクシデントを乗り越えたタイトルホルダーや、前回覇者のヴェラアズール、そして昨年の秋天でイクイノックスから逃げ切りかけたパンサラッサといった豪華メンバーが参戦し、本当に見逃せない一戦だったと思います。

 当日は思い切って現地参戦。スターズオンアースのTシャツを中に着てぬいぐるみも鞄に入れ、地上の星を聞きながら新幹線代を稼ぐ覚悟で万札を握りしめて臨んだわけですが、当日の彼女の馬体重は+12kg。成長分と言えなくもないですが、さすがに万札を託すには不安が大きすぎたので結局買った馬券はイクイノックスとリバティアイランドのワイド1点1万円。馬連ですらないですが、やっぱり人間、大金を賭ける時は安定に向かってしまうということを痛感しました。

魂のワイド。

 

 結果はもう、イクイノックスが強すぎて祈ることもなく1着で、リバティアイランドは4馬身差とはいえ2着。そしてスターズオンアースもこのメンツでしっかりと3着に来て、またしても馬券内を確保しました。やっぱりスターズオンアース買えばよかった。

 そういうわけで1万円勝負は勝ったものの、プラスは3,000円。メインレース以外もトータルすると結局プラス60円という激安の結果に終わりました。いいレースを見て満足は満足でしたが、さすがにもうちょっと勝ちたいですね。

 

チャンピオンズC

 これを逃すと有馬記念以外は自信の無い2歳GⅠなので、そこそこ気合いを入れて臨みました。フェブラリーS南部杯と圧巻の強さで勝ったレモンポップに、ここまで無敗の3歳馬セラフィックコール、ダートGⅠ級レースで好走のメイショウハリオやテーオーケインズといったメンバーで、ダートの強豪がしっかりと集まった印象でした。

 しかし、レモンポップはここに来て距離延長かつデータ上かなり不利な大外。それに対してセラフィックコールは距離不安は無く、出遅れて追い込み展開になっても2018年の2着馬のように行ければ勝負できるだろうということで本命はセラフィックコールにしました。

 スタートして、レモンポップはすぐ先頭に立ってセラフィックコールは後ろから。それはまだ想定内でしたが、最後のコーナーでセラフィックコールは大外ぶん回しに出ました。確かにいつもはそれで勝ってたけど、中京でそれは怪しいって!

 嫌な予感そのままに、セラフィックコールは伸びあぐねて10着。レモンポップが心配をよそに1着になりました。

 念のためセラフィックコールが飛ぶこともケアした馬券でしたが、2着ウィルソンテソーロ、3着ドゥラエレーデのどちらも切ってたので完全に負けました。ウィルソンテソーロも出遅れて後ろからの競馬でしたが、ちゃんと内を通って前に迫っており、ナイスな騎乗だったように思います。

 

2歳GⅠ

 阪神JF朝日杯FSホープフルSとありましたが、うまくいったのは朝日杯だけでした。ジャンタルマンタル川田はマジで安心できる騎乗でした。それに加えてシュトラウスの暴走とエコロヴァルツの追い込みが対照的で、やっぱり武豊って上手いんやなぁと改めて感じました。

 また、阪神JFではボンドガールが、ホープフルSではゴンバデカーブースなどが出走を取り消しましたが、有力馬不在というのを感じさせないほどにはどのレースも見応えありました。

 特にホープフルSを勝ったレガレイラは牝馬でありながら皐月賞に向かう可能性が高いとのことで、来年のクラシック戦線がもうすでに楽しみです。

 

有馬記念

 イクイノックスが引退し、今年はもうジャパンカップより面白いレースは無いかなと思っていましたが、全然ありました。

 ジャパンカップからはスターズオンアース、ドウデュース、タイトルホルダーが参戦し、特にタイトルホルダーはこれが引退レースということで有終の美を飾れるかに注目が集まりました。それだけでなく、宝塚記念でイクイノックスに迫り、凱旋門賞でも4着と健闘したスルーセブンシーズ、春秋の天皇賞で存在感を示したジャスティンパレス、2021年の日本ダービー馬シャフリヤール、今年の皐月賞馬ソールオリエンス、ダービー馬タスティエーラも参戦し、これぞグランプリレースという豪華メンバーが揃いました。

 ここまでメンバーが揃ったら買うのは好きな馬だろうということで、スターズオンアースを本命にしようと思っていましたが、なんとゲートは大外8枠16番。有馬記念で16番は始まって以来1頭たりとも馬券内に来たことがないといういわくつきの枠番。さすがに悩みましたが、かつて16番でも4着に食い込んだマリアライトのように行ければ勝負できそう、鞍上は信頼のルメールということで、7番人気でも信じることにしました。

 そして迎えたスタート。その瞬間、一番外からスターズオンアースが抜け出して来て思わず声が出ました!マジで過去一の絶好スタートや!ジャパンカップの時も前の方に位置取って強かったので、ここで馬券内に来るとほぼ確信しました。

 また、タイトルホルダーは先頭に立っていつも通りの競馬をしていましたが、1番人気ジャスティンパレスや2番人気ドウデュースは最後方から。この両者にも重きを置いていたので若干ヒヤヒヤしながら見守っていたら、3コーナー手前でドウデュースが上がってくる!直線に入る頃にはもうスターズオンアースに並びかけており、そのまま勢いが落ちることなく前にいたタイトルホルダーも交わしてゴール!

 武豊も上手いしドウデュースも強いしで、さすがに文句なしの優勝でした。

 スターズオンアースは惜しくも2着でしたが16番だったことを考えるとこれは歴史的快挙。タイトルホルダーも3着と粘り、さすがの貫禄を示しました。

 ジャスティンパレスは惜しくも4着。3着だったら年内負け分の半分くらいは取り返せてたので、そこだけ悔しかったです。

 

収支報告

 というわけで、トータルした収支はこちら。

まあ、1年目はこんなもんじゃないでしょうか…。来年は少なくとも回収率80%以上を目指します。

 

終わりに

 長くなってしまいましたが、ここまでお読みいただきありがとうございます。

 来年は阪神競馬場改装のため宝塚記念が京都であったりするので現地観戦が増えるかも?

 また、ダート戦線も整備されて面白くなりそうなのでそこも気持ちあらたにやっていきたいですね。

 リバティアイランドも古馬になってどれだけやれるかも楽しみです。

 

 それでは、いい競馬ライフを!

 

 

 

 

 

 

北海道旅行に行ってきました

 北海道旅行に9人で行ってました。3/18~21で3泊4日の旅行、さすがに疲れもありましたが、それにも増して楽しかったです。今回、旅行の計画や準備を結構練れた手ごたえがあったので、実際行けた時の感動はひとしおでした。

 いい思い出は残したくなるもの。今回はちょっとした旅行記を書いていきます。

 

 

計画・準備

計画

 2021年には長野県の湯田中渋温泉に2回(3、12月)行きましたが、2022年は大きな旅行はなし。そろそろどっか行きたいなぁと思っていたところ、「余市蒸留所に行きたい」という話が上がり、行き先が北海道に決定しました(記憶曖昧ですが)。

 次にせっかく行くなら3泊じゃね?あとばんえい競馬見たくね?となって以下のような行程になりました。

 

1日目:出発、サッポロビール園、ホテルへ。

2日目:小樽&余市蒸留所。
3日目:レンタカーで十勝・帯広。ばんえい競馬観戦。

4日目:ちょっと札幌観光、帰路につく。

 

 完璧な計画です。

 

1週間前

 3日目にレンタカーに乗る予定を見て、ひらめきが舞い降りる。

 「共同プレイリスト作れば楽しいんじゃね?」

 Spotifyにて各人が好きな曲を好きなだけ入れる闇鍋プレイリストを作成。好きなだけ入れるということで人ごとに曲数の差もできましたが、それはそれで人ごとにレアリティが生まれ、TCGのパックを剝くような楽しさがあってよかったです。Spotifyに課金してない人でも作れたのも◎。セレンディピティのいい機会にもなりました。

 

 

前日

 旅行とはあまり関係ないですが、ちょうど3/17はシン・仮面ライダーの最速上映だったので観に行きました。本当は4人で行く予定でしたが、ところがぎっちょん、気遣いの行き違いにより8人で行くことに。思わぬ大人数での鑑賞になりましたが、お久しぶりな人に会えたり様々な視点での感想がその場で聴けたりできたのでそれはそれでよかったです。特にこの映画は人ごとに良し悪しの感想がバラつきそうな作品だったのでなおさら大人数でよかった。予約ミスり得ですね。

 

本番

1日目

関西国際空港

 JRで関西空港へ。遅刻リスクをケアして飛行機の出発は15時頃、集合をその2時間前に設定。余裕持ちすぎたかなとも思いましたが、機内持ち込み荷物の調整や昼食などの時間も必要だったのでちょうどよかった。

 僕は持っていく服を少し削ったので持ち込み荷物は規定内(2個、計7㎏まで)でしたが、普通に3泊4日の荷物を準備するとやはり超えます。受託手荷物用の課金は事前に1人分だけしていましたが、同行者の中にクソデカ鞄で来ていたのが1人いたのでそこに他の人の超えた分を入れることで噛み合いました。グループに1つはクソデカ鞄が必要ですね。

 黒ラベルを飲んで心だけ先に北海道にワープさせてる人もいましたが、いざ出発!!

 

新千歳空港

 17時頃。後到着組の待ち時間で早速空港を各自自由散策。旅行はもう始まっている。

 歩いていたらラーメン店が集まった場所があったので吸い寄せられるように入店。夕飯のジンギスカンは19時半。何も考えてないですね。旅行の高揚感は人を狂わせる。

けやき 新千歳空港

 先到着組7人の内5人はラーメン食べてました。残り2人はソフトクリーム。理性が残っていますね。

 その後、後到着組の2人と合流して札幌へバスで移動。この内の1人は関西在住でありながら、この日開催の東京の同人イベントに行くため朝7時に家を出たアチィ男。彼が「サミィ~~~」と言うぐらいには寒かったです。

 

札幌

 向かった先は”北海道”ビール園。

 この世にビール園はサッポロビール園以外にもありました。

 予約先が違っていたことには出発直前に気づきましたが、新たに予約しなおすことは叶わず。とはいえ、ビールを飲んでジンギスカンを食べれることには変わりないので何事もなかったように向かいました。むしろこっちの方が宿に近くてアドでした。予約ミスり得ですね。

 気を取り直して北海道限定のサッポロクラシックで乾杯!これが予想以上に美味。ビールって飲んでたらそのうち飽きが来るもんですが、それがなかった。ジンギスカンに合ってたのもあるかもしれませんが、とにかくうまかった。なんで北海道限定なんだ。

 そんなこんなで食べ飲み放題を楽しんだのち、宿まで徒歩移動。チェックイン後、翌日の予定を相談して、大浴場で移動の疲れを癒し、就寝。

 こうして1日目が終了しました。

 

2日目

 起床自信組6人は朝早めの列車で小樽の朝市へ。僕含め3人はぐっすり組だったので優雅にホテルの朝食バイキングを楽しんでから余市に直接向かいました。

 

余市蒸留所

 蒸留所のPV的なのを観たのち、設備の見学へ。創業時の設備なども残っていて歴史を感じました。蒸留のためのポットスチルにしめ縄がしてあったのが印象的でした。創業者の実家が日本酒の酒蔵だったこともあり、その慣習を取り入れているらしい。

 ポットスチルの窯に石炭を投入するシーンも都合よく見れてよかった。

余市蒸留所のポットスチル

 設備見学が終わると、レストランで昼食。竹鶴、余市の試飲付きでいい気分に。

 そして隣のお土産店で散財した後、ミュージアムにも行きました。竹鶴政孝の人生がじっくりと展示されていて、見応えがめちゃくちゃありました。有料試飲コーナーもあって、これがまた楽しかった。飲み比べて違いが多少でも分かるとテンション上がりますね。

 見学を終え、小樽に向かうべく再び余市駅へ。となりのお土産店に売っていたアップルパイが美味しかった。

 

小樽

 運河沿いに歩く。ルタオでお菓子を買い込んでから、小樽オルゴール堂へ。置物すべてがオルゴールで圧巻でした。50万円ぐらいのオルゴールもあって驚愕。閉店間際に行ったのであまり滞在はできませんでしたが、2時間ぐらいは余裕でいれそうなボリュームでした。また来た時にはいいオルゴール買いたいです。

 そして札幌に戻るため、今度は南小樽駅へ。コンビニの方が主張強くて面白かった。

 

札幌ら~めん共和国

 札幌に戻って、ビル10階のラーメン店集合エリアで各々好きなラーメンを食べる。焼豚の食べ応えが思った以上で腹の許容量を超えそうでしたが、なんとか耐えました。

吉山商店にて

 ホテルに戻ってしばらくしたらお腹に余裕が生まれたので、札幌すすきの発祥とされる”シメパフェ”をするため希望者は再び街へ。しかし、どこもかしこも時間外、並びすぎでパフェにはありつけず…。パフェを求めてガスト、ひいては全く関係なく一蘭吉野家に行こうとする心を落ち着かせ、敗北を受け入れてホテルに戻りました。

 

3日目

 7時前に起床。朝食を済ませ、8時にレンタカー2台を受け取り、最初の目的地、十勝アルプス牧場へ向かいました。BUMP OF CHICKENの「Hello,world!」を皮切りに、闇鍋プレイリストをシャッフルして流しながら──。交代しながら運転しましたが、自分が運転するときは終始ビビりっぱなしでした…。生きて帰ってこれてよかった。

 

十勝アルプス牧場

 駐車場にたどり着くと、仔牛と犬がお出迎え。しばらくすると係の方がやってきてアイスを購入。北海道の土地の雄大さが存分に味わえる場所でした。

犬、かわいかった。

遠くに山、一面の雪原。

 

とかち亭から帯広、六花亭帯広本店へ

 十勝平野を一望できる展望レストランで牛玉ステーキ丼を食べてから、競馬場のある帯広へ。この時競馬の勝ち方をChatGPTに聞いて、やめとけと言われた人もいました。

 時間にまだ余裕があったので六花亭に行ってお土産を買い込むとともに、喫茶スペースでおやつあるいは2回目の昼食。僕はイチゴジュースと、イチゴソースたっぷりのアイス、”焼き立ての”クロワッサンを頂きました。わざわざベルを鳴らしてクロワッサンが焼けたことを教えてくれるもんですから、これは頼むしかないですよね。

 

帯広競馬場

 レンタカーを乗り捨てで返却し、帯広競馬場へ。

 

 ばんえい競馬とは、馬が人の乗った重いそりを引き、山を2つ超えてその先のゴールにたどり着くまでの速さを競うものですが、普通の競馬と違って馬の動きがゆっくりなのでそれに合わせて観客も追いかけていけるのが印象的でした。山の手前で完全に停止して息を整える駆け引きも独特。競馬を現地で観ること自体今回が初でしたが、最後までどうなるかわからない展開にはハラハラしました。

 旅費を稼ぐ…とまでは行きませんでしたが、最終的な収支はプラスで終われました。投票して、レースを見届けて一喜一憂、悔しがる暇もなく次のレースを予想、投票…というループはなかなか楽しかった。競馬場に1日中いる人の気持ちが少し分かってしまいました。

 

 札幌に戻るため、19時ごろ帯広駅発のバスに乗る。所要時間は約4時間。道路に明かりはほとんどなく、反射材頼りでした。レンタカーを片道だけにしてよかった…。

 

えびそば一幻総本店

 23時ごろ時計台前でバスを降り、徒歩で一幻へ。競馬場ではいか焼きしか食べれなかったので、かなり遅めですがこれが夕飯になりました。

 えびおにぎりを頼もうと思ったら売り切れだったので味玉を追加。

そのまま えびしお 味玉追加



4日目

 旅行もいよいよ最終日。ギリギリまで睡眠し、締切少し前に朝食会場へ。朝食バイキングにはスープカレーや海鮮丼セットもあり、旅行中の3回とも楽しめました。

 チェックアウトは有難いことに遅めの11時。ゆっくりと帰り支度をしてからホテルを出ました。

 札幌駅のコインロッカーに荷物を預け、回転寿司を求めて歩き出す。たどり着いた先は2時間待ちだったので、さすがに諦めてとりあえず近くにあったサッポロビール博物館に行きました。

 

サッポロビール博物館

 ふらっと行った割には無料見学コースもあってお得でした。ビールを作るのに真剣だった人々のおかげで今があるんやなぁとなりました。有難い。

 ここでも当然のように有料試飲コーナーがあったので、展示もそこそこに直行。3種飲み比べ(240ml×3、黒ラベルサッポロクラシック開拓使麦酒)があって悩みましたが、さすがに多いかと思って開拓使麦酒だけにしました。

 ──一杯の儚さたるや。3種飲み比べで全然よかったです。

 

 見学が終わったあと、隣のショッピングセンターに寄りつつ札幌駅に戻りました。このショッピングセンターで旅行支援クーポンを使ってデュエマの箱を買ってる人もいました。

 

大丸札幌店

 昼食を求めて大丸へ。行く手前で『映画 中二病でも恋がしたい! -Take On Me-』の聖地巡礼をしている僕もいました。「防御力が120上がった。いやもうマジで!」のとこです。

 大丸の8階では寿司を食べました。やっぱり海近いとこに来たら海鮮は食べとかないといけませんね。

 ポケモンセンターをチラ見してから、電車で新千歳空港に向かいました。

 

新千歳空港

 18時半発の飛行機でしたが、空港に着いたのは16時半ごろ。さすがにへとへとであまり行動はできませんでしたが、夕張メロンのソフトクリームを食べ、ハスカップいろはすを買っていざ搭乗。

 あと3日欲しいぐらいの名残惜しさと、満足感にも似た疲れを関西に持ち帰る。

 

関西国際空港

 21時ごろに到着。ターンテーブルで荷物を受け取り、関西空港駅に移動していたらもう最寄り駅までの終電の時間に。これより遅い飛行機にしなくてよかった…。

 南海で帰る人、大阪で別の電車に乗る人、京都で降りる人…。それぞれの帰路につく。デオキシスの映画のエンディングを思い出したりなどしました。

 

帰宅

 日を跨いで帰宅。ちょっとブルアカしてから寝ました。

 日常に帰ってくる…。

 結局普段の布団が一番気持ちいいんですよね。

2022年のエンタメ振り返り

 今年も振り返りの季節がやってきました。去年は振り返り記事が年明けになってしまいましたが、今年は年内に書き上げられました。とはいえ今年はこの記事が実質最初で最後の記事です…。来年はもうちょい何かしら書きたいかも。

 というわけで本題へ。

 

 

アニメ

TVアニメ

 2022年に放送されたTVアニメから、7作品をピックアップして振り返ります。今年は質のいい作品が特に多かった印象です。

 

明日ちゃんのセーラー服

 2022年始まりからすごいのが来たな~と。アニメ的写実極めとる。教室の床のテクスチャとかリアルすぎてビビりました。

 1話で小路ができたてのセーラー服を着るとこが特に印象に残ってます。そりゃタイトルがセーラー服なりますね。”セーラー服の明日ちゃん”じゃないんですよね。

 OPだけでも引き込まれるものがあります。サビ冒頭でカーネーションっぽい花が映るのも母からの想いが感じられて好きです。ていうか『はじまりのセツナ』がめっちゃ好き。

 とんでもこだわりアニメーションでした。

 

スローループ

 きらら作品はいつだってありがたい。釣り系日常作品といえば一昨年に『放課後ていぼう日誌』がありましたが、それとはまた違ってフライフィッシングを扱っており、また、父親を亡くした後親が再婚して同い年の子と一緒に住むことになって…という展開から始まるのもオリジナリティがあります。

 釣りはひよりの亡きお父さんの趣味だったので、釣りに行くたび父の影がちらつくはず。それを忘れるでも引きずるでもなく、絶妙な距離感で想っているのが印象的。特殊な出会い方をしたひよりと小春が徐々に家族になっていくさまが丁寧に描かれていました。

 また、恋ちゃんも萌えポイントかなり高め。もふもふツインテ(たまにポニテ)ジト目八重歯落ち着き系低身長姉キャラはさすがに強すぎる。3話の「私が親を人間として見るようになったの、つい最近だよ」っていうセリフも大人びてて良すぎ。あと、OPの最後のカットに普段いないのに12話だけ出てきて声出ました。

 あと、10話の文化祭で『ぼっち・ざ・ろっく!』の結束バンドが映ってたのがきららポイントでした。『ぼっち・ざ・ろっく!』の方でも10話でひよりと小春のキーホルダーが登場しましたね。

 

ヒーラー・ガール

 2022年春は『SPY×FAMILY』、『かぐや様』3期、『まちカドまぞく』2期、『虹ヶ咲』2期、『パリピ孔明』などの強い作品が多く、埋もれがちだったオリジナルアニメです。

 歌で人を治癒できるという、音声医学をテーマにした作品。音声治療士、ヒーラーを目指す少女たちの物語ということで、試験のために勉強したり歌の練習をしたりといった、目標に向けた成長ストーリー的な部分もありながら、歌というテーマを存分に活かした、日常のワンシーンに差し込まれる形でのミュージカル的な部分もあり、この作品にしか出せない味をしっかりと出していたと思います。師弟関係の話も良かった。

 歌も本当によかったので、OPだけでも一聴の価値アリです。

 

リコリス・リコイル

 言わずもがな、今年かなり賑わったTVアニメじゃないでしょうか。女子高生に武器持たせるとカッコいいのはもちろん、バディものとしての側面、アドリブの利いた口語的な軽やかでテンポのいい演技も面白く、話数ごとに異なるこだわりイラストのアイキャッチもおしゃれで、OPのケツキックも話題になりました。個人的には欅坂46の衣装も手掛けたという尾内氏の制服デザインも印象的でした。

 そして、やはり外せないのがEDの『花の塔』。何かがひと段落したタイミングであのイントロが流れるだけですべて収まるのはズルい。11話でたきなが飛び込んでくるシーンでは最大火力を発揮していたように思います。

 オリジナルアニメでここまでやれてるのは素直にすごい。

 

よふかしのうた

 雰囲気良すぎアニメ。中二で初めての深夜徘徊、吸血鬼との出会い…という、危ないニオイがしつつ、それゆえどこかワクワクしてしまう感じがよく出てました。

 原作マンガがそもそもCreepy Nutsの同名曲(これがEDになっている)からタイトルを取ってきているということもあり、彼らがOPも担当でした。ヒップホップが主題歌になるということには新しさとアニソンの幅広さを感じます。OPの『堕天』は韻の固さもさることながら、タイトルが出たあとのウッドベースパートも好きです。

 キャラクターで特に印象に残ってるのはCV:沢城みゆきの探偵さん。吸血鬼を殺せる大人っていうだけでも緊張感のある存在です。血を吸わせるシーンで皮膚に浮き出る血管まで描かれてたのが印象的でした。

 中学生の時に観てたら大変なことになってたかもしれない。そんな作品でした。

 

ヤマノススメ Next Summit

 ザ・丁寧アニメーションの4期。前半4話までは3期までの振り返りで、後半から新作パートという構成なので、4期から観始めても話の流れはつかめると思います。

 山登りのアニメというだけあって自然の描写は綺麗で、キャラクターの動きも丁寧。その場の空気感、温度やにおいまでも伝わってくるような気がするほどです。話数ごとに異なるED映像も印象的でした。

 特に印象に残ってるのは最終話のワンシーン。あおいは富士登山にリベンジするも、軽めの高山病の疑いから大事をとって目的地よりも手前の山小屋にひなたと二人で宿泊することに。そこで晩ごはんを食べ終えた後の会話。

 

 ひなた「山に登るとさ、普段当たり前なものの有難みを感じるよね。ごはんとか、飲み物とか、雨風から守ってくれる小屋とか。歩きやすい道路とか。」

 あおい「───そうだね。」

 

 普段当たり前に思っているひなたの存在の有難みを感じている…!!となりました。

 また、OPも好きです。各キャラが山に向かうのを見送るアングルっていうサビの映像が特に良くて、キャラの性格や雰囲気を端的に表しつつ、観る側の没入感も高まるような感じがします。音階を上がって下がるイントロも山の形が感じられてgood。

 

 話は少しずれますが、この作品でキャラクターデザインを担当された松尾祐輔氏は同クールで『Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-』でもキャラクターデザインをされており、これも相当な丁寧アニメーションでした。

 2022年秋はこのほかにも『機動戦士ガンダム 水星の魔女』、『アークナイツ』、『チェンソーマン』、『ブルーロック』などがあり、めちゃくちゃクオリティの高い作品が多かった印象を受けました。

 

ぼっち・ざ・ろっく!

 良作アニメが多かった2022年秋クールですが、『ぼっち・ざ・ろっく!』が覇権を取ったと個人的には思っています。絵良し歌良し話良しと三拍子そろった神アニメ。これを観ずして2022年は語れない。

 コミカルなキャラデザでありながらも、背景や楽器描写、ライブシーンといった写実的な部分への拘りも両立した画、実写や3Dをも用いた奇抜な遊び心のあるギャグ演出、贅沢かつカッコいいOP、複数ED、挿入歌…。陰キャがバンドをやる上での困難や挫折、それを乗り越えるアツい展開。バンドメンバー間での人間模様。原作を膨らませる脚本のさりげない巧さ…。いいところを挙げだしたらキリがない。こんなにもロックな作品が『ごちうさ』と同じ雑誌(まんがタイムきららMAX)に載っているとは思えないほどです。

 5話自販機のシーンの虹夏とかSTARRYライブ1曲目の緊張感とか、タイトル回収、そして文化祭など印象深い場面は多かったですが、ここから詳しく書き出すと振り返りどころではなくなるのでこの辺にしときます。早く2期(希望)やって欲しいです。

 

例の自販機見てきました。

 

劇場アニメ

 今年は引っ越したこともあり、映画館に行く機会が減ってしまってあんまり観れませんでした…。去年が暇すぎた&いい映画が多かった(『シンエヴァ』、『劇場版スタァライト』、『閃光のハサウェイ』…etc)だけかもしれませんが。

 ということで2022年のピックアップは3作品です。

 

RE:cycle of the PENGUINDRUM

 TVアニメ『輪るピングドラム』(2011年)の劇場版総集編(新作パートあり)です。

 この作品、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』を引用したり地下鉄サリン事件を思わせたりという風にかなりハイコンテクストな作品だという感じがあります。自分自身そのあたりのことには疎く、浅学を恥じ入るばかりではありますが、そこを拾えなくても印象には残る映画でした。

 「きっと何者かになれる」という言葉に10年の変化が詰まっていると感じます。どれだけ優しい言葉か。君のための愛が僕を僕たらしめる、のかもしれません。

 また、実際にあった出来事を匂わせるという点では後述する『すずめの戸締まり』にも通ずるものがあると言えるかもしれません。その意味で新作パートとして挿入された実写映像は現実感が増して特に印象的でした。

 余裕があったらまたTV版からじっくり観たいです。

 

映画『ゆるキャン△

 日常系の映画で成長後のオリジナルストーリーやるのすごすぎる。それでもしっかり『ゆるキャン△』の空気は変わらずあったように思います。

 一番印象に残ってるのはやっぱりリンとなでしこが山奥の温泉に行く一連のシーンですね~。カレーめんがお決まりのリンちゃん、なでしことの出会いや思い出を大事にしてそうでめっちゃいい。なでしこは新しい味に変えてますがそれはそれでいい。不易流行を感じますね。温泉での会話も、なんか二人が本当に大人になった感じがしてしっとりとしてしまいました。EDの『ミモザ』も沁みますね…。

 第3期の制作も決定しているそうで、まだまだ続くのは本当に嬉しい!

 

すずめの戸締まり

 『君の名は。』、『天気の子』の新海誠監督の最新作。

 圧倒的な映像美、背景美はやはり劇場映えして、そこは上記の2作品と変わらず楽しめましたが、東日本大震災に向き合った作品ということもあり、観終わった後は高揚感はそこそこに、どこか冷静な感情もあったような気がします。

 東日本大震災に限らず、何かしらの自然災害は残念ながら今も起こっていますが、自然災害による他者の不幸ってどういう感情を向けていいか本当にわからないんですよね。同情とか憐れみとかはありますが、結局自分はのうのうと生きているので…。映画では芹澤が東北の景色を見て「綺麗なもんだな」的な事を言い、それを受けて鈴芽は「これが、綺麗…?」という反応をしていました。正直ここで結構ギクっとしてしまう。こういうことも確かにあるので、特に被害のないこちらから被災者の人々を元気づけたり励ましたりというのは心情的になんか違うかもしれないという気持ちになりがちです…。

 今作で鈴芽は常世で過去の自分に椅子を渡し、「ちゃんと明日は来るよ」と伝えることで被災経験、母との別れにけじめをつけ、”戸締まり”して次の未来に”行ってきます”をしました。結局、被災経験を乗り越えられるのは被災者自身によってであり、その乗り越えを急かさずサポートすることが非被災者の取るべき行動なのかもしれません。その点で、東北まで車を出してくれた芹澤はいい奴だったと言えます。

 

その他

CloverWorksについて

 『その着せ替え人形は恋をする』、『明日ちゃんのセーラー服』、そして

『ぼっち・ざ・ろっく!』…。2022年、ここまで印象力のある作品を連発したアニメ屋さんはないんじゃないでしょうか。今年はCloverWorksの勢いが目立った年になったように思うので、このタイミングで少し触れておきたいと思います。

 CloverWorksは、A-1 Picturesから2018年10月に新設分割したアニメーション制作スタジオで、最初の作品は『スロウスタート』(この時はまだクレジットがA-1 Pictures表記)でした。続く『ダーリン・イン・ザ・フランキス』では後期OPからCloverWorksの表記が出てくるのでこの辺から正式にそうなったということでしょうか。そこから『ペルソナ5』、『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』、『約束のネバーランド』などを手掛け、オリジナル劇場アニメとして『空の青さを知る人よ』も制作。そして昨年の『ワンダーエッグ・プライオリティ』、『シャドーハウス』などを経て今に至ります。

 『ワンダーエッグ・プライオリティ』が特に顕著ですが、CloverWorksの特長はその写実性にあると思います。それは背景の書き込みや質感だけでなく、キャラの動きもそう。『ぼっち・ざ・ろっく!』ではライブシーンをモーションキャプチャーしてから手描きに起こしたという話もあり、アニメの写実表現に並々ならぬこだわりを感じます。さらに、作品にもよりますがそこにいい意味での「キモさ」があると言いますか、写実的とは言っても”整っている”という感じではなく、何かアニメ的な質感が宿っているような気がします。ふわっとしすぎな感想ですが、アニメ的リアリティ追及の狂気のようなもの故にそう感じるのかもしれません。

 また、高クオリティの割に作品供給も多いのがCloverWorksの良いところ。『青ブタ』の続編も決まっているのでこれからもまだまだ楽しみなアニメスタジオです。『ぼっち・ざ・ろっく!』も2期お願い致します。

 

2023年の展望

 今年は秋クールのアニメが特に良質ぞろいでしたが、そんな中でも『ぼっち・ざ・ろっく!』に全部持ってかれたという感じの展開でした。映画も、ここで挙げた以外に『ONE PIECE FILM RED』、『犬王』、『四畳半タイムマシンブルース』などがあって盛り上がった年だったように思います。

 そして来年は『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第3章』、『響け!ユーフォニアム』の特別編、さらに山田尚子監督(『けいおん!』、『平家物語』)の劇場アニメ『きみの色』(サイエンスSARU)などが予定されており、オタクとしては濃い年になりそうで楽しみです。この機会に山田監督の『聲の形』や『リズと青い鳥』を観返してみるのもよさそう。

 

 それでは、アニメの話はこの辺にして次はアニソンを振り返っていきましょう。

 

音楽

個人的2022ベストアニソン

 参考:アニソン大賞 | 令4年アニソン大賞

 例年通りやっていきます!今年のノミネートは73曲(+1曲)。入れたい曲多すぎる。

 埋め込みから聴く場合は音量注意です!

 

 

特別賞:-Across the line-(小鳥遊六花内田真礼))

 『小鳥遊六花・改~劇場版 中二病でも恋がしたい!~』のOP。

 Spotifyでの配信がなかったので上のプレイリストには残念ながら入っていませんが(これが+1曲)、この曲が今年の特別賞です。

 自分がオタクになるきっかけになったアニメ、『中二病でも恋がしたい!』の10周年記念イベントが今年あって、そこでこの曲を拾えたのが嬉しかったというのが理由です。

 この劇場版は1期の総集編的なもので、その1期では「不可視境界線」というものが重要な設定としてありました。中学時代に父を亡くすも、それはあまりにも急で、受け入れられなかった六花は不可視境界線を越えてこちらを見る父を”発見”する…。これが六花の中二病の始まりであり、不可視境界線を越えて父に再び会うのが目的となる。そして六花は勇太の助けもあって海で不可視境界線を…というのが1期でした。

 『-Across the line-』は、このことを踏まえたタイトルがまず偉くて、-(ハイフン)での表記演出もニクい。冒頭では水の効果音も入っていて完全に理解っている。「向こう側に連れていって」の後にサビが来るのもバッチリで、いい感じの溜めで「信じるほうが尊いなぁ」と来るのも凄く良い。中二病、そしてアイデンティティの尊さよ。

 改めて、このシリーズの歌全部を作詞作曲してるZAQさん本当に有難い。アーティストデビュー10周年おめでとうございます!

 

 また、内田真礼さんは『ぼっち・ざ・ろっく!』で虹夏ちゃんの姉・星歌役をされていて(『約ネバ』のノーマンの時も思いましたが低めの声もアド)、ZAQさんは『ギターと孤独と蒼い惑星』などの作詞を手掛けられていました。個人的にはこれも2022年の胸アツポイントです。

 

OP賞:やじるし→(ぽかぽかイオン)

 『スローループ』のOP。ぽかぽかイオンは声優の東山奈央さんと安野希世乃さんによるユニットです。この作品はひよりと小春が家族になっていくというのがテーマとしてあるので、そこに2人組の曲が来るのはハマっている。タイトルも関係性って感じがしていいですね。

 テンションが高すぎず低すぎず、丁度いいので何回でも聴けるタイプの曲でした。イントロだけで気分が程よく落ち着き、安心感があります。ハモリも気持ちいい!

 

 デュエット曲OPは他にも『ときめきランデヴー』(『まちカドまぞく』2期)や『想いのち晴れ』(『ヤマノススメNS』)がありました。キャラが歌うのもやっぱり好き。

 OP賞はだいたい例年決められないので単純に聴いた回数が多かったのを選びがちです。

 

ED賞:花の塔(さユり

 『リコリス・リコイル』のED。これは迷わず決まりました。EDとしての役割をこれほどまでに発揮した曲はなかなか無いですね~。イントロの終幕力(?)強すぎる!オタクが遊びに来た時、帰り際にこれ流すの一瞬流行りました。

 あと、サビで地味にキー上がってることにTVサイズで聴いてた時は気づきませんでした。フルで聴いた時、2番が始まる前に無理やり元のキーに戻っててビビり、2番のサビではキー上がらなくてビビりました。

 

 一昨年は『恋する小惑星』の『夜空』(鈴木みのり)をED賞にしましたが、やっぱりイントロで締めに入る系のEDは良いですね。

 

劇場作品主題歌賞:僕の存在証明(やくしまるえつこ

 『RE:cycle of the PENGUINDRUM』の主題歌。

 話の本筋にめちゃくちゃ寄り添った内容で、さらに言葉での遊び心もある歌詞(作詞:ティカ・αやくしまるえつこの別名義))を特に評価しました。冒頭の「ねえ神さま 僕を全部使って」でもう主題が表れてるし、サビ前の「それでも君が笑った 僕の存在証明」でタイトル回収しつつ、覚悟を決めた感じがサビに向かう勢いとめちゃくちゃマッチしてるし、最後の「その意地が間違いでも 一か罰(ばち)かでも」は韻を踏みつつ中二心をくすぐるワードチョイスで凄い。

 2番後に突然始まる讃美歌チックなCメロも世界観がある。去年も過去作賞で『ノルニル』を挙げあましたが、ここまで雰囲気のあるアニソンはそう無いです。

 

キャラクターソング賞:hem(福元幹(CV:斉藤朱夏))

 『明日ちゃんのセーラー服』の挿入歌。hemは英語で裾という意味です。Spotifyによると自分が今年1番聴いた曲らしい。OPの『はじまりのセツナ』もそうですが、杉山勝彦氏のメロディーがほんまに好きなんですよね。『ダーリン・イン・ザ・フランキス』のEDも杉山氏なので、それが好きな人は絶対好きです。また、乃木坂46の『制服のマネキン』も杉山氏作曲ということで、制服テーマのこのアニメに本当にハマっている。青春の危うさ儚さ切なさを表現させたら右に出る人いないと思ってます。

 サビ終わりの「夢のない世界に ひゅるり吹いたそよ風 揺れ動くスカートの 裾が綺麗だと思った」(作詞も杉山氏)もフェチ全開のいい歌詞です。

 

 この曲以外には、『ウマ娘』や『虹ヶ咲』2期の曲などが候補でした。特に『ときめきスクランブル』(マヤノトップガン(CV:星谷美緒))は歌い方がほんまに可愛くて好きです。あと、間奏が『ユメ語るよりユメ歌おう』(Aqours)のイントロと似てて笑いました(2曲とも作曲は同じ山口朗彦氏)。

 また、マヤノといえば『トップガン マーヴェリック』も今年の良作映画の一つでした。

 

周辺曲賞:モンダイナイトリッパー(名取さな)

 VTuberのオタクではないですが、Spotifyのサジェストで聴いてみたらいい曲だったので。こういう出会いも大事にしたい。

 作曲は『トンデモワンダーズ』のsasakure.UK氏。ゲーム的なサウンド、早めのテンポで電波的な歌詞、ハチャメチャ楽しい感じは同氏の味ですね~。

 ということで曲自体がそもそも良いんですが、歌い方、声色の使い方もめちゃ上手い。「うおお~っとキてシビれてブワってやっていく!」のとことか、「あれっ!体力(バッテリー)が足りないや!?」のとことか、素っぽい歌い方は萌えです。

 

 あとは『アスノヨゾラ哨戒班』(Leo/need)も今年よく聴きました。原曲はちょっと昔ですが、ボカロは全然通ったことがないので、過去の名曲をこうしてリアレンジ&カバーで知れるのは有難いです。

 

過去作賞:Re:Re:(ASIAN KUNG-FU GENERATION

 『僕だけがいない街』(2016年)を今年観て、いいOPだと思ったためこの曲を挙げましたが、ASIAN KUNG-FU GENERATIONは今年『四畳半タイムマシンブルース』の主題歌『出町柳パラレルユニバース』を担当したり、そして何より『ぼっち・ざ・ろっく!』では『転がる岩、君に朝が降る』(2008年)のカバーがあったりしたので、その意味でもここで取り上げました。

 『Re:Re:』は元々2004年(!?)のアルバム「ソルファ」に収録されていて、アニメのOPになるにあたって再レコーディングしたらしい。そんな2016年版はライブアレンジをフィーチャーしているらしく、フルで聴いてみたらイントロだけでアニメのOPが終わるレベルでビビりました。でもライブでこういうイントロで焦らされるの結構好き。”なんかベースから弾き始めたな~こんなイントロ知らんけど似た感じのやつあった気がするな~何やったっけ……もしかしてあれか…?あれ来るか!?ドキドキ(ここで印象的なギターが鳴る)!!あれじゃん!!うおおお~!!!”ってなるの好き。

 アジカン、これまではちらほらしか聴いてなかったですが、来年は全曲聴きたいです。

 

大賞:青春コンプレックス(結束バンド)

 『ぼっち・ざ・ろっく!』のOPです。本当はアルバム「結束バンド」の全曲と言いたいところですが、さすがに贔屓しすぎかなと思ったので代表してこの曲にしました。

 喜多ちゃんがまだ登場してなかった1話からOPは流れてたわけですが、登場したらしたでほんまに喜多ちゃんが歌ってんのか?となるほどカッコいい歌声ですよね。あの可愛い感じの声からこんなイケボになったらさすがにギャップでやられてしまいます…。長谷川育美さんすげ~~~~!

 ぼっちが弾いているということで、ギターもめちゃくちゃカッコいい。ぼっち役の青山吉能さんがこの曲のギターを練習するという公式の企画もありますが、上達が結構はっきり見えてすごい。僕も見習ってちょっとベース練習しました。

 内容も、「私 俯いてばかりだ それでいい 猫背のまま 虎になりたいから」という歌詞が陰キャの鬱屈した感情が牙をむく瞬間って感じがしてカッコいい。そんでこのCメロ後からキーが+1、そのあと「衝動的感情 吠えてみろ!」でさらに+1されるのも激アツ。

 この曲のライブシーンも観てみたいです。

 

 以上、個人的2022ベストアニソンでした!

 

終わりに

 ここまでお読みいただき、ありがとうございます。最後は恒例の回文で締めます。来年もどうぞよろしくお願い致します。よいお年を~~~!

 

  ”で、焼くか?”言うもガオガエン

  笑顔がもういかくやで。

 

 寅(?)年だったということで。

 

もうそこに列車が来る